湯守り後継者の幸福売り

[現代ドラマ・社会派]

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父、真辺紳吉の実家は、昭和の初期、旧華族で東京の議員の一族だった。しかし、戦争が激化してくると考えた真辺家の当時の当主の真辺一蔵が工場のない湯河原にあった別邸に疎開させた。終戦後、お宝を売って食いつないぎ、学問のない息子の真辺益一は湯河原、熱海で湯守の仕事を始めた。しかし真辺紳吉の知り合いの証券マンと株投資を開始し金を作り百合さんと結婚し、長男、真辺和正が誕生した。その後、時代は過ぎ、原因不明の感染症が起き、しまいには、あの帝国が戦争を始め、安閑たる気持ちになった。

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