その読み、当たってる?

作者 宮島荘永

[学園・青春]

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柏原須美子は小学六年生。国語の授業で当てられ、教科書を朗読していると、途中で不意に笑いが起こった。理由が分からない須美子に、担任の村下先生が教えてくれる。「それは“よくい”と読めないこともないけれども、ここは“ゆかた”だな」と。恥ずかしい思いをしながら、どうにか割り当て分を読み切った須美子。次の段落を、後ろの席の早川君が読み始めてからも、しばらく落ち着かないでいた。けれども、あることにより空気が変わる。

ファンレター

爽やかですね!

はじめまして。
同じお題の物語で、こんな発想があったとは…!自分には考えつかないものだなぁと思い、素敵だなと感じました。
バレバレな新倉くんがとてもかわいくてきゅんとしました!この恋路、気になります!
爽やかなお話をありがとうございます、和みました。

返信(1)

はじめまして。読んでくださり、ありがとうございます。コメントにも感謝!
拙作についてですが、お題に真正面から向き合うものではないよなー、と思いつつ、こういうのもあっていいよねと半ば開き直って書いた物でした。「素敵」との評をいただき、ほっとしました。
本作のキャラは他のお話にも登場しております(ただし別サイトに別名義で公開。すみません)。時間軸の設定が割と緩めのため、前後でやや辻褄の合わない場合があります(新型コロナの流行を絡めたエピソードを思い付いたため)。それでもよろしければ、折を見て別サイトの方を非公開にした上で、こちらのノベルデイズに移す見込みですので、気長にお待ちいただけると幸いです。(^^;
繰り返しになりますが、ありがとうございました。