ファンレター

本当のヒーローとは、

ぴったり2,000文字、すごいです!
そして、すごく刺さるフレーズがいくつもあって、このお話とても好きだなと思いました(*´-`)

「強いから、ヒーローってわけじゃない」というユウシンさんの台詞まるごとが真理そのものに思えますし、それに続くヒナさんの回想との対比ーー彼女が抱える仄暗い秘密や屈託との光と闇のコントラストが鮮やかで、ラストのカタルシスがとても心地好く、温かく爽やかな気持ちになりました(*´ω`*)
対等ではない関係を続けていくのは、自分でも気づかないうちに心身をすり減らしてしまいますよね。……冒頭での彼女のように。
「わたしたちの関係は、始めから対等ではなかった。」と現実を見つめるヒナさんの、そのあとに続くモノローグがまた秀逸です。めっちゃ刺さりました。
南ノさんの、たおやかな言葉の裏に時折ちらりと覗く、ひんやりとした閃く刃がふいに姿を現したかのようで、もう、痺れてしまいます……。好きです。(突然の告白)

颯爽と現れたヒーローのお陰で、始発電車を降りるヒナさんはきっと胸を張って清々しく、どこか勇ましいような心持ちで、足取りも軽く出社の準備に取りかかったのだろうなと、そんなふうに想像しました。
今回もすてきなお話をありがとうございます(*´∇`*)

返信(2)

桐乃さん、お仕事御多忙の中お読み下さっただけでなく、もったいないお褒めの言葉の数々をいただきまして、本当にありがとうございます‼
それから、こちらが勝手にお送りしたファンレターにも、あんなにご丁寧なご返信をいただきまして……嬉しさと申し訳なさでいっぱいです(*^^*)

実は桐乃さんの「眼中のひと」、再読させていただきました。一回目のストーリーの行方を追う読み方でなく、今回は細部をじっくり読ませていただきまして、改めて会話の妙に感じ入りました。
最初の二人のちょっと噛み合わない、ぎこちないやり取りから、二人の心の距離がだんだん変わっていく過程が会話を通して手に取るようにわかります。
元ヤンママも、台詞の巧みさによって(というか台詞だけで)、そのキャラが見事に目の前に浮かんできますね。

私が差し上げたファンレターの方にいただいたご返信の中で、「 大事なものに触れるとき、汚れた手で無造作に掴んで乱雑に扱ったりはしませんよね。」と書いて下さったお言葉が、本当に刺さりました。
「有無をいわさぬ流れで事に至ってしまうのはただの暴力」というシリアスな問題意識を核にしながら、思わず吹き出してしまう絶妙なユーモアや、恋愛のドキドキ感、そして若い二人を温かく見守る素敵な大人たちの描写を通して、読者が心から楽しめる物語に昇華させることのできる桐乃さんに脱帽です!

こんなすごい桐乃さんとレターのやり取りをさせていただけるだけでなく、「好き」という「告白」までいただき……もうさっきから心臓早鐘状態です……‼
ちなみに、中国語ではこういう状態を「小鹿亂撞 」(小鹿がぴょんぴょん跳ね回るよう)と形容します。(*^^*)
ありがとうございます♪♪
|д゚)チラッ
たびたび失礼します。
こちらこそ、ご丁寧なお返事をいただいて、拙作を再読してくださったうえにさらに過分なお言葉の数々まで……大変恐縮ですが感激です~(〃ω〃)
本当にありがとうございます!
わたしのほうこそ、南ノさんとお手紙のやりとりをさせていただけるなんて、光栄の至りです(*^^*)

お礼をお伝えしたくてふたたびのこのこと参上してしまいました。こちらへのご返信はどうぞお気遣いなく!

教えていただいたお言葉から、小鹿がぴょんぴょん跳ねている姿を想像してとっても和みました(*´-`)ウフ
ありがとうございます(*´∇`*)