俺と料理と彼女と家と

作者 鷲生智美

[現代ドラマ・社会派]

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メシマズ母のもとで育った息子は、すっかり料理が好きな男子となった。就職を機に台所の広さ最優先で物件を探し、一人暮らしと自炊を開始。次は彼女をゲットしようと意気込むが……。

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作者の鷲生がこの2.3年世界各国の料理にトライしてます。レシピ本は本山尚義さん『全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ』です。
昨年(2022年)はロシアによるウクライナ侵攻が起こりました。日本も難民を受け入れているそうですね。
そのニュースを見ながら2022年夏ごろに書いたものです。
衝動的に書いた面もあって、イマドキの若い人のコミュニケーションツールの描写にイマイチ自信がありませんが、温かく見逃してやってくださいませ(登場人物が使っているのはTwitterとスラックを想定しております)
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています(カクヨムが一番更新が早いです)。

ファンレター

読みやすく、読み応えある社会派料理小説

鷲生さん、こんばんは。「俺と料理と彼女と家と」最終話まで拝読しました。
男性を主人公にし、料理をネタの中心に据え、多岐にわたる社会的なテーマを織り込んだ力作だと思いました。
千石さんから田村さんへの流れ。最終的な結論はある程度想像していた通りでしたが、
そこに至るまでの過程が、実に読み応えがあります。
僕自身、(日本で)各国の料理店や酒場を巡るのはとても好きなのでその点ももちろん楽しめました。
自分でも作りたいな、と思いつつ……

有り難うございました!

返信(1)

村山さん、こんにちは。拙作「俺と料理と彼女と家と」を最後までお読み下さり有難うございます!
社会人として生活していると、どうということのない日常生活の中で社会問題に触れることになると思います。
あまり大上段に振りかぶって社会問題を告発するのではなく、普通の男の子の日常の中で立ち現れる姿を描きたいと思いました。「読みやすく、読み応えある社会派料理小説」と評して頂き、とても嬉しいです。
各国料理は楽しいですね! 本山尚義さん『全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ』はだいたい3ステップくらいで済むのでお勧めです!
外食もいいですね。コロナの状況を見ながら私も新しいお店を開拓していきたいです。
コメント下さり有難うございました!