キリモドキ

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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42件のファンレター

日々雑記+読書記録その②です。
①の『桐一葉』は比較的まじめ路線でしたので、こちらは気楽に綴っていきたいと思います。

【キリモドキ】
ノウゼンカズラ科 キリモドキ属
《別名》 ジャカランダ、シウンボク(紫雲木)
きれいな紫色の花が咲きます。

ファンレター

行ってお帰り

第13話を拝読して、「行って帰ります」「行ってお帰り」という挨拶表現を初めて知りました!
「行って帰ります」には、無事に帰ってきます、と見送ってくれた相手に約束するもの。そして「行ってお帰り」には、無事に帰ってきますように、という送り出す側の願いが込められているんですね。
桐乃さんが出かけるときに、猫さんたちに必ず声をかけるというエピソードを拝読して、日常の暮らしの中に祈りがあるのだなと感じ入りました。(祈りを向ける対象が神仏とか具体的な何かでなくとも)
「言霊を信じている」というお話は、『桐一葉』の第12話でも書いておられましたね。大切な猫さんたちのいのちを守るために、本当の名前は呼ばないようにしているというお話をお読みして、祈りと呪い(まじない)は密接不可分なものなのだなと改めて感じた次第です。(考古資料が教えてくれる、日本の古来からの信仰のあり方もそうですよね)
「行って帰ります」「行ってお帰り」、すがすがしい気持ちになる良い言葉を教えてくださり、どうもありがとうございます!!

それから、『愛されたいとは思わない』と『これは記憶か妄想か』を拝読しました。勝手な感想をおしつけてもご迷惑となってしまうと思いますので、読みましたとだけお伝えさせてください。
桐乃さんがこれまで歩んでこられた人生の一端を、わたしたち読者に分かち合ってくださったことに、心から感謝申し上げます。
この場所でこうして桐乃さんと出会えた恵みに感謝して、これからも応援していますね!

追伸:
前に、しゃべログで載せたウサビッチの写真に反応してくださり、うれしかったです^^ どうもありがとうございます!

返信(1)

mikaさん、「行ってお帰り」をお読みくださり、ありがとうございます!
お返事が遅れて申し訳ありません。不調だったスマホの機種変更を無事に終えましたので、復活しました。

そうなのです。「行って(帰って)きます」「行って(帰って)らっしゃい」以外にも、「気をつけて」「無理しないで」「(そんなに心配しなくても)大丈夫だよ」など、普段なにげなく口にする言葉ひとつひとつに、相手の無事を願う『祈り』や『まじない』が込められていると思っていますし、わたしはその想いを込めて、この言葉たちをわりと頻繁に多用しています。
もしかしたら、受け取る側からすると「紋切り型のありきたりな言葉」「何度もいわなくてもいいよ」と鬱陶しく思われているかもしれませんが、いいのです、ただの自己満足でも、気休めに過ぎなくても。

出かける人の肩の辺りで火打石を鳴らす「切り火」という風習がありますよね。あれは厄除けやお清めの意味があるらしく、やはり、出かける人の無事を祈って行う「縁起かつぎ」だそうで。
わたしがよく使う言葉たちも、それと同じような「厄除け」「縁起かつぎ」なのです。
桐乃は別段、信心深いたちではありませんし、時代遅れな迷信じみたことをいまだに信じていると笑われてしまうかもしれませんが、mikaさんが書いてくださった、
「日常の暮らしの中に祈りがある」
「祈りと呪(まじな)いは密接不可分なもの」
とのお言葉に、その通りだ、と霧が晴れるような思いがしました。
こちらこそ、ありがとうございます!!

そして『愛されたいとは思わない』『これは記憶か妄想か』もお読みいただいたとのこと、温かいお心遣いも頂戴しまして、重ねてお礼申し上げます。
わたしのなかでは、とうに過去のこととして処理済みのできごとだと思っていたのですが、それをあらためて公の場にさらすとなると、思いの外、自分のなかでの抵抗があるものなのだなと知りました。
この抵抗というのは、つまり、
「読んだ人にドン引きされてしまうのでは」
「へんに気を遣わせてしまって、腫れもの扱いをされるのでは」
といった、読んでくださった方からの反応が怖い、という一点に尽きます。

本当にありがたいことに、mikaさんをはじめとして、桐乃と交流してくださっている方々は、わたしの書いたことをそのままの温度で受けとめてくださって、温かいお言葉で、わたしの過去を迎え入れてくださいました。
心より感謝いたします。ありがとうございます。


mikaさんのしゃべログ、いつもこっそり拝見しています。(ウサビッチ、懐かしくて、つい^^)
ご自宅の一件は、本当にご災難でしたね。相手方の対応がまじでありえなくて「はぁ?(# ゚Д゚)ゴルァ」と唖然としてしまいました。
このたび、生まれ変わったおうちにご帰還なさったとのこと、なによりです。

「急々如律令」のお話、とっても興味深く読ませていただきました。陰陽師とか、そういう系の漫画や小説でもよく目にする文言ですよね。わたしは今まで勝手に「取り急ぎよろしく頼む」みたいな意味だと解釈しておりました(^^ゞ

そういえば、Twitterのトレードマークの青い鳥が一時期とつぜん犬に変わったとき、
「あれ、なんかこの子、見たことある……?」
と思ったのですが、あれ、やっぱりかぼすちゃんだったのですね。mikaさんの『柴犬は月で笑う』を連想しました。
『バイブル·フード·レシピ』『【ブックガイド】人生は、断片的なものでできている』の更新ぶんも、これからゆっくり拝読いたします。楽しみです!

いつも、温かいお言葉をありがとうございます(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)