背番号16 大谷翔平と星飛雄馬
まだ、鳴りやみそうもありませんね。WBCでの日本の活躍に対する賛辞と興奮が。特に大谷翔平選手の驚異的な活躍とパフォーマンスに対して。優勝した時にマウンドに立っていた彼の背番号は16番でした。それを見たときにある想いが私をよぎりました。それは少年の頃に夢中になっていた「巨人の星」の主人公、星飛雄馬のことです。体が小さくてどんなに剛速球を投げても球質が軽いために打たれてしまう。そんな彼に当時やはりピッチャーをしていた私も大いに感情移入したものです。体格やパワーではどうしても大リーグには勝てない。それが常識でした。それから半世紀、日本の野球界にもついにこんな日がやってきました。星飛雄馬の背番号もやはり16でした。
ファンレター
今も興奮冷めやらぬWBCについて嬉しい詩を書いて下さってありがとうございます。背番号16。初めて気付きました。大谷選手の背番号だという認識しかありませんでしたが、偉大な川上さん、そして野球マンガのヒーロー、星飛雄馬もそうでしたね。星飛雄馬の物語は、もしもの世界のような遠い夢物語でした。ここ数年のWBCは、大リーグのスター選手が本気で闘う真の王者の決戦になっていました。しかしその王者達の中にあっても、決して臆することなく、力の限りを尽くす侍ジャパンの勇姿は感動的なものでした。大谷選手の最後の1人を打ち取った姿は忘れられません。星飛雄馬の姿と重なりました。そして、チームを率いて優勝に導いた監督の、選手達を信じるという理念が素晴らしいと思いました。なかなか思うように力を発揮出来ずに苦しんだ選手も、準決勝、決勝ではしっかりと期待に応えてくれました。このチームは本当に良いチームですね。この中で大リーグで活躍している選手の活躍も素晴らしいものでしたが、日本のプロ野球で活躍する選手も凄くて、日本のプロ野球も世界に誇れるようになったことを実感しました。大リーグで活躍する大谷選手、そしてみんなが夢じゃない夢の到来を感じさせてくれる、素晴らしい試合を見せてくれたことにありがとうと言いたいと思います。
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