背番号16 大谷翔平と星飛雄馬
まだ、鳴りやみそうもありませんね。WBCでの日本の活躍に対する賛辞と興奮が。特に大谷翔平選手の驚異的な活躍とパフォーマンスに対して。優勝した時にマウンドに立っていた彼の背番号は16番でした。それを見たときにある想いが私をよぎりました。それは少年の頃に夢中になっていた「巨人の星」の主人公、星飛雄馬のことです。体が小さくてどんなに剛速球を投げても球質が軽いために打たれてしまう。そんな彼に当時やはりピッチャーをしていた私も大いに感情移入したものです。体格やパワーではどうしても大リーグには勝てない。それが常識でした。それから半世紀、日本の野球界にもついにこんな日がやってきました。星飛雄馬の背番号もやはり16でした。