見敵必戦

作者 んだんだ

[健康・医療]

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6件のファンレター

 医の倫理で、医師はヒトの生命を自分が有する医学的な知識や技術のすべてをもって維持することが義務付けられています。
 一方で、患者は自分の意思で自由に医療を選択でき、また尊厳を守るために医療を受けない選択をする権利が認められています。
 この一見相反する医師の義務と患者の権利の狭間で、医療の現場でやるせない場面に多々直面します。
 嗚呼、現実はホントに難しい…。ふ~。

ファンレター

仕事で出会った女性

彼女の話はちょっとしたショックでした。親から相続したかなり大きな家に独身のまま一人暮らしの様でした。親の介護で早々と職を離れ、結婚した妹とは介護が原因で疎遠になったそうです。親を見送ったあと派遣で働いているそうですが、職場の健康診断の前には辞めるそうです。だってどこか悪いと見つけられても治療に通う事になれば仕事を休んだり治療費がかかったり、知ったら気分悪いし見つけてほしくないの!思うところありの体調の様でした。おせっかいの私も言葉を失いました。また健康診断を前に私の目の前から消えました。地震の備蓄には人一倍だったのですが。まだ50代。寿命まで長い人生かもしれないけど。思い出すたびもやもやします。

返信(1)

 確かに治療を選択する際に、単に患者さんの年齢だけではなく、経済的な背景もありますよね。患者さんに「その治療にはいくらかかりますか?」とストレートに聞かれて即答できないことがあります。ふ~。