ファンレター
リアル(なのかもしれない)ホラー!
ずいぶん前のことになりますが、どこぞの国で料理に麻薬(覚醒剤?)を入れて提供していた、なんて話があったのをこれを読みながら思い出してしまいました。
料理にそんなものを混ぜるのは『中華一番!』の世界くらいなんだろうと思っていたら、まさかリアルでもあるとは、という驚きと、事実は小説より奇なりか、という納得と。
ここ最近のこの国は空前のコスパ至上主義なわけですが、価格を下げたらクオリティーは下がるもんだってことをもう忘れてしまったのだろうな、と思うことはよくあります。
それに、スーパーなどで売られる食材に対しては口うるさく表示義務という割に、飲食店で提供される食材に関してはブラックボックスですからね。なんかもう、あるんじゃないかな、というのは思ったり思わなかったり。
いずれにしても、この作品の一番のホラーは、「雑誌」から連想するものじゃないかと思います。
そんなタイトルの雑誌をラックに、タイトルを隠そうがなんだろうが置いている店。
それを読んだであろうに満足げに帰っていく客。
無関心。
返信(0)
返信はありません