地底の鳥

作者 たちまち

[ファンタジー]

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11件のファンレター

「契約成立よ。このコの命を救いなさい。私があなたを助けてあげる」

大切な人を救いたい、ただその一心で、その人の魂に迷い込んだ主人公タカシ。
そこで出会った美しくも冷血な死神と荒ぶる自我世界を旅する物語。

舞台は、荒れ野と廃墟の地上世界から光り輝く地下世界へ。
そこには、多くの人々が暮らす地下都市が広がっていた。

“地底生まれ”と呼ばれる少年兵たち。
大切な人と面影の重なる不思議な少女。
地下都市を運営する八賢人や委員たち。
様々な人々の思い、願い、祈りが交錯する。

そして襲い来る負の感情の塊“ケガレ”
やがて地下都市は崩壊をはじめる。

すべての障壁に抗い、
彼らはただひたすらに、
向かって行く、
白い塔へと。

ファンレター

超克の中(4)まで拝読しました

 お久しぶりです。超克の中(4)まで拝読しました。実は以前から少しずつ読んでいたのですが、しばらく間が開いたのでまた再読しています。
 我が身を食べさせて時間を稼ごうとするカラカラの献身に涙……。大ミミズたちとの戦闘シーンは感触や臭いまでもが伝わってきてリアルで迫力がありました。秘匿の中(14)では、イカルと人の顔らしき者との戦いが壮絶でスピード感満載。悲壮だけど、自分を犠牲にするイカル君かっこいーい。そしてツグミちゃんの叫びが重なり合ってここはとってもドラマチックなシーンとなっていました。このシーン好きだなあ、そしてここから忘我の中への怒濤の展開がまた胸熱!
 この世界の壮大なからくり、読んでいて感嘆のため息ばかりです。どうしたらこんな世界観を構築できるのでしょうか、すごいです。
 そして、次々と悪い方向に話が展開していく中でのとどめのルイス・バーネット。こういった登場人物たちをさらなる試練に突き落とすような情け容赦の無い展開が私は大大大~好きです。そして忘我の中(6)のイカルとツグミの会話も泣けたなあ。
 超克の中では、私の大好きな一推し、ツグミちゃんが健気に活躍する姿がたまりません。
 面白いので読み始めたら一気に読んでしまいますが、もったいないので今日はここまでにします。ゆっくりと楽しみながら読ませていただきます。

返信(1)

不二原 光菓 様

お久しぶりです(*'▽')
年頭からご感想いただき感激しきりです!
お蔭で今年はすごくいい年になりそうな予感がします。
何よりのお年玉、本当にありがとうございました!
加えて、たくさんお褒めの言葉をいただき、素直に有頂天になってます(*^^)v
「超克の中」以降は本当に登場人物(特にツグミ)が勝手に動き回って私自身も予想外な展開になっている部分も多いです(;'∀')
これからツグミたちがどのように状況に抗い、どう結末に向かっていくか、最後まで見届けていただけると堪らなく嬉しいです。
どうか、乞うご期待です!

また「青銀の風2」連載開始おめでとうございます!
連載開始時に気づいて思わずバンザイでした!(^^)!
とはいえ、まだ読んでいません。
実は、とっておきの自分へのご褒美にキープしてます。
と言うのも今、「地底の鳥」のシリーズ続編であります「誓約の灯」を執筆中なのですが、それが間もなく完結します。
その作品、「地底の鳥」よりも20万字も多い、大長編となってしまい、執筆にもかなり苦労しました。
なので、完結の暁に、自分へのご褒美として、ゆっくりと時間を取って「青銀の風」を読み返し、更に2を読ませてもらう……
もう、楽しみでしかない(´▽`*)
只今、2読みたさに、完結に向け絶賛邁進中です。
こう書いているうちにも読みたくてたまらなくなってきました。
早々に完結させて読ませてもらいます。
また感想書かせていただきます。
その時まで、また……

とにかく本当に嬉しかったです!
ありがとうございましたm(__)m