キリモドキ

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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42件のファンレター

日々雑記+読書記録その②です。
①の『桐一葉』は比較的まじめ路線でしたので、こちらは気楽に綴っていきたいと思います。

【キリモドキ】
ノウゼンカズラ科 キリモドキ属
《別名》 ジャカランダ、シウンボク(紫雲木)
きれいな紫色の花が咲きます。

ファンレター

夏の終わり

いくつになっても、「夏の終わり」という言葉には、なんとなくきゅんとしてしまいます。
秋や冬のさびしさとはまた違った、独特のさびしさが「夏の終わり」という言葉にはある気がします…^^

そ、それにしても……桐乃さん、本当にお疲れ様です‼><
【業務連絡】はもちろん拝見していたのですが、こうして改めてエッセイとして書かれた内容を読ませていただいて、これほど大変な状況とは…><:
「初期の頃は、発表される感染者数が増えると客足は激減していましたが、今はもう関係ない」…第7波の恐ろしさは正にこれだと感じました。
本当に、桐乃さんのご健康を祈っております!(いただいたレターのご返信にも書かせていただいたのですが、何より猫さんのために!)

それから、山口県に関するお話。
特に、下関国際高校の決勝進出のお話が印象的でした。ニュースでは仙台育英高校の、東北勢として初の優勝がクローズアップされていて、もちろん悲願の優勝は祝福されるべき快挙ですが、
でも、そこには最後の最後で涙を呑んだ下関国際高校の球児たちがいるんですよね…。

今回の下関国際高校が山口県代表だったということももちろんあるのですが、それだけではなく、桐乃さんの作品から、私はいつも物事の二面性を見つめる「視線」を感じております。
梶原景時とかもそうだと思うのですが、私が桐乃さんの作品に強く惹かれる理由の一つは、こうした物事の二面性を冷静に見つめると同時に、敗れた側の人や闇を抱えてしまった人に向けられる、細やかで情感のこもった「視線」にあります(*^^*)

どうか一日もはやくお仕事が通常の状態に戻り、桐乃さんが落ち着いて執筆なさることができますように!
そして、何ごともなくこの恐ろしい波を乗り越えられますように!

返信(1)

南ノさん、お心遣い、ありがとうございます(泣)
コメントにいただいたご返信のなかでも、わたしのみならず、うちの猫たちにまでもったいないようなお言葉を……。
わたしの横で呑気に眠りを貪っている猫たちに、よーく伝えておきます!(ФωФ)

夏の終わり、という言葉と、眩しさのなかにもどことなく秋の気配を感じるような、この時期特有の空気感、わたしも好きです(*´ω`*)
「独特のさびしさ」まさにおっしゃるとおりで。くっきりとしていた輪郭が少しずつぼやけていくような、ちょっとうら寂しい感じが……エモいです。エモいとしかいえない絶妙なエモさで(^^;)

甲子園の試合結果をニュースで目にするたび、南ノさんの『ナイス・キャッチ』が思い浮かびました。
試合の最後にはかならず勝敗が決まる……選手たちひとりひとりにそれぞれのドラマがあるのだろうなと、そんなことを思いました。
決勝戦で涙を呑んだ下関国際高校の球児たちですが、その場所へと送り出してくれた、直近では近江高校や大阪桐蔭高校の選手たちも、恐らくみんな同じように悔しさを抱えて涙したのだろうなと思うと、スポーツというのは非情な面もあるけれど尊いなと、しみじみと感じました。

南ノさんにそんなふうにいっていただいて、とても恐縮ですが光栄です(モジモジ)
自分が表舞台に立つような人間ではないためでしょうか、縁の下の力持ちというか、光と影でいえば影のほうに心惹かれるものがあります。そして、ものごとは決して一方通行ではない、という意識がどこかにあるように思います。
もったいないお言葉をありがとうございます!(〃ω〃)

【追伸】
ご返信で書いてくださった、赤川次郎さんの「元気な少女が活躍するユーモアミステリ」わたしもハマりました~!
好奇心旺盛で食欲も旺盛(笑)、危険を顧みず火のなかに飛び込んでいくような無鉄砲で活発な女の子、見ていてヒヤヒヤしながらも憧れでした。
『少女探偵、はじめませう!』の弓子さんもとっても魅力的ですてきです! 南ノさんが楽しみながら執筆されているごようすが伝わってくるようで(*^^*)

最後になりましたが、細やかな温かいお心配りに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!
明日からの約1週間、なんとか無事に乗り切れるようがんばります(。>д<)
残暑が続きますが、南ノさんもどうぞご自愛くださいませ(*´-`)