老人を消そうとしているひと

作者 TamTam2021

[社会・思想]

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今、大量の老人たちが抹消されようとしています。老人の定義を今の六十五歳ではなく、七十歳、いや七十五歳からにしようとしているのです。老人の数を統計上減らして、年金の支払いを大幅に遅らせ、働くしかない彼らを安くこき使う算段らしいです。今の若い世代や中年層はそのような老後に直面せざるを得ない状況をつくり出そうとしています。

ファンレター

日本はいつから軽老の日に

長寿国日本は、いつの頃から老人を敬うのではなく軽視するようになったのでしょう。日本経済を支え、社会や家庭で汗水を垂らして働いて下さった高齢者の方々を敬い、今度は次の世代が恩返しをするように働き、介護をするのが理想的なのでしょう。しかしその均衡は壊され、老人も死ぬまで働いて自分の食い扶持を稼げ、動けなくなったら自分で自分の最期は責任を持てと政府から圧をかけられるような現状になっていると感じます。こんな国では長生きすることが悪であり、不幸なのだと思わずにはいられません。古いエアコンのように、老体に鞭を打って涙と汗を流し壊れるまで酷使される。自分もいつか同じ目に遭うのかと考えると不安です。私は体力に自信がないので、早い段階で困ることになりそうです。健康年齢は個人差が大きいので平均寿命で区切られてしまうと、多数の老人難民のような人達で溢れかえるのではないでしょうか。長生きして良かったと思える国にして行かなければならないと感じました。

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