老人を消そうとしているひと

作者 TamTam2021

[社会・思想]

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今、大量の老人たちが抹消されようとしています。老人の定義を今の六十五歳ではなく、七十歳、いや七十五歳からにしようとしているのです。老人の数を統計上減らして、年金の支払いを大幅に遅らせ、働くしかない彼らを安くこき使う算段らしいです。今の若い世代や中年層はそのような老後に直面せざるを得ない状況をつくり出そうとしています。

目次

完結 全1話

2024年09月22日 18:27 更新

登場人物

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ファンレター

日本はいつから軽老の日に

長寿国日本は、いつの頃から老人を敬うのではなく軽視するようになったのでしょう。日本経済を支え、社会や家庭で汗水を垂らして働いて下さった高齢者の方々を敬い、今度は次の世代が恩返しをするように働き、介護をするのが理想的なのでしょう。しかしその均衡は壊され、老人も死ぬまで働いて自分の食い扶持を稼げ、動けなくなったら自分で自分の最期は責任を持てと政府から圧をかけられるような現状になっていると感じます。こんな国では長生きすることが悪であり、不幸なのだと思わずにはいられません。古いエアコンのように、老体に鞭 ... 続きを見る

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小説情報

老人を消そうとしているひと

TamTam2021

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
社会・思想
タグ
詩, エッセイ, 現代詩, 評論
総文字数
963文字
公開日
2024年09月22日
最終更新日
2024年09月22日
ファンレター数
1