投げる/ヤバいノーコンだった僕だって…/長編投手物語

[学園・青春]

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野球が大好きで、ひたすら投げることが大好きで、だけどどうしようもないノーコンだった僕が、むちゃくちゃな理由で「甲子園初登板」をしてしまう。そしてそれをきっかけに、本格的に「いい投手」を目指し、もがき続けた日々の物語。
追悼 北別府学様
この作品を著するにあたり、北別府さんより御進呈頂いた「カープ魂」は大いに参考にさせていただきました。改めてお礼を申し上げるとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

ファンレター

楽しく拝読させていただきました!

 スポーツを題材にした小説が少ない中、「これは」と思い読んでみたら、あれよあれよという間に読み進めて一気読みさせていただきました。星様の野球に対する造詣の深さ、愛情と情熱、投手に対するこだわりと熱い思いが伝わってきました。野球の世界地図で見た場合、やはり投手の国なのだなあとも感じました。
 文体もやわらかく、誰にでも読み易いと思いましたので、今現在目標を見失っているであろう少年少女たちにこそ読んでほしい小説だなと思います。いや、それだけでなく、野球に携わっているすべての人に読んでいただきたい(特にコントロールで苦しんでいる投手。プロアマ問わず)。たくさんのヒントが詰まっている小説ですから。
 それにしても、高校の監督さんは色々と『持って』ますね。名伯楽と言っていいのではないでしょうか。「僕」も名投手ですね。読んだ限りだとストライクゾーンへの失投がありません。甲子園に出て、プロにもなって……もしこのまま物語が進んでいたならば、200勝も夢でないかもしれません。
 終わりに、楽しい小説をありがとうございました。

 

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