五月の死神

[ミステリー]

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20件のファンレター

――佐伯さん、あなたずいぶんね。せっかくお手紙さしあげたのに知らんぷりして……。
昭和初期のミッション系高等女学校。
クラスの女王・杠和子と、「死神」とあだなされる佐伯文枝。
二人の少女の関係は、意外な方向に動き始める……。

※本作は昭和八年(1933年)に起こった「三原山女学生心中事件」をモチーフにしていますが、作品内容は作者の純然たるフィクションです。

ファンレター

ドラマティックな展開に引き込まれました!

南ノさん、

「第16話 雫」まで読ませていただきました。
いつもながら美しく、繊細な文章で、一気に引き込まれました。

それにしても、倭文子さんにそのようなことがあったのですね。気の毒でなりません。
征治も継母も、ひどすぎます!

逆におさとさんの勇気ある発言や、
倭文子さんのお父様の行動には救われるような気がしました。
お父様は厳しい方だけれど、倭文子さんのことを大事に思っていらっしゃるのですね。

それにしても、文枝さんと倭文子さんの逃避行はどうなってしまうのでしょう…。
美しく儚い二人の少女が、無事に旅を続けられますよう願っています。

返信(1)

Sariさん

ありがとうございます!
倭文子のために怒って下さって、これほどありがたいことはありません。
感謝の気持ちでいっぱいです…‼

一応あと三回、日曜日で完結という予定を立て、準備をしております。
構成がちょっと複雑(←私的にハードルが高く…汗)になりそうで、その辺りをなんとか、それほど不自然でない形で乗り越えられればいいな、とひそかに願っております(でも、実はかなり心配^^;)

またお時間のあります時に、ご訪問いただけたら大変嬉しいです。
どうぞもうしばらくお付き合いのほど、お願いいたします。