幸せの青い石

作者 音野内記

[歴史]

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3件のファンレター

 米問屋に勤める幸吉の元に、縁談が持ち込まれた。相手は商家の一人娘で、奉公人の幸吉には過分な縁談だった。しかし、幸吉はその縁談を断った。
 相手に問題があった訳ではない。幸吉は人に言えない罪を背負っていたのだ。
 逃げるように店を出た幸吉が町中の通りを歩いていると、異変が起こった。

ファンレター

おもしろい

久しぶりに短編で面白い小説に出会いました。
2000文字という制約なのに、まるで一本の映画を見たような満足感です。
最高の一作です。

返信(1)

この小説は2年半前に開催された2000字文学賞「ファンタジー小説」に応募した作品です。佳作にもならなかったので、もう読まれることはないだろうと思っていました。見つけていただき、ありがとうございます。
過分なお褒めの言葉をいただき、感謝いたします。