櫛引の四季

作者 痩竹

[日記・個人ブログ]

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櫛引《くしびき》は山形県鶴岡市の東部、赤川の流域で、かつては東田川郡櫛引村と言われた地域である。赤川にかかる黒川橋の上からは、月山、朝日連峰の山々、母狩山と金峯山、鳥海山が一望できる。辺りでは、稲作、枝豆、サクランボ、桃、葡萄、梨、林檎などの栽培が、盛んに行われている。東京で暮らしていた私は、この自然豊かな土地の魅力に取りつかれ、移住してきた。ここに来てから、それまで忘れていたこと、本当はそこにあるのに心が感じられなくなっていたことなどを、ポツリポツリと思い出したり、感じたりするようになった。それらを少しずつでも書き留めておこうと筆をとったのが、この「櫛引の四季」である。

ファンレター

凄い!!!

沢山の孟宗が取れたんですね!自然の恵みを頂き、料理を作り食す・・・古来から人間の営みだった事を改めて感じました。それにしても沢山過ぎて運ぶの重そうですね!いつから私は土に触れていないかなあ・・・。そう言えば「痩竹」というお名前は、どういった由来があるのですか?きっと文学や古典など関係するのでしょうか?以前書いたかもしれませんが、患者様へ名前の由来を聞く様にしており、必ず褒めます、すると患者様は笑顔になるんです。高齢で認知症患者が多いので自身の名前と自己を再認識して頂きたいと思って心掛けて行っています。GW後半となりましたが雨ですね。痩竹さんは山へ行く?私は勤務へ行って来ます。

返信(1)

GWもなく勤務、やっぱり大変なお仕事ですね。いずれどこかの病院でお世話になる身として、感謝しかありません。私の方はもとよりGWは関係なく晴耕雨読の日々です。さて「痩竹」は「痩竹如幽人」から取っています。部屋の前が竹林ですので、「痩せた竹は浮世を逃れてしずかに暮らしている人のようだ」という北宋の詩人蘇軾の絵画論の言葉から取っています。これからもよろしくお願いします。