キリモドキ

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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42件のファンレター

日々雑記+読書記録その②です。
①の『桐一葉』は比較的まじめ路線でしたので、こちらは気楽に綴っていきたいと思います。

【キリモドキ】
ノウゼンカズラ科 キリモドキ属
《別名》 ジャカランダ、シウンボク(紫雲木)
きれいな紫色の花が咲きます。

ファンレター

第2話 『おいしいごはんが食べられますように』

ほのぼのとしたタイトルからは想像できないお話。
まさか、芦川さんと二谷が……。ひぇ〜〜〜……。
本当に、読む人の立場によって感じ方が様々になりそうですね。
でも現実はこうなのかも……。頭ではわかっていても納得いかない、腹立たしい。なんで許されるの? なんで私が黙ってそのしわ寄せを引き受けなくてはいけないの……。
わたしも思ったことがあります。
以前、PTAで係の長をしていた時、同じ係のメンバーの、そもそも楽な仕事に当たっている人が「妊娠しました」と。それでなくても非協力的な人ばかりで、中にはトンデモな人も混ざっていてかなり苦労をしていたわたしは、各係の長が集まる運営委員会で「やめてほしい…」とポロッと言ってしまったんです。(本人はいない会議です)会に出ていた他の係の長さんは「今の時代、それを言うとマタハラになっちゃうんだよね」と。気持ちはわかるけど、というニュアンスでした。別の係の長さんは「でも、実際大変になるのはしおむすびさんなんですよ」とかばってくれました。結局、もちろんそのままその人はほぼなんの仕事もせずに一年間PTA役員として(名前だけ)全うし、表面上は役を終えたことになりました。
ほんま、ふざけんな、と思ってしまいました。
その方は流産を経験されていて、安定するまで言えなかったそうです。ならなおさら、今回はPTA役員は補欠の方にバトンタッチしたらいいのでは……?! と、思ってしまったんです。。。
わたしは鬼でしょうか。鬼畜でしょうか。
デリケートな問題なので難しいです。
でも結局、真面目にがんばる人にしわよせが来るんですよね…。
わたし自身持病を患ってから家族や友人をはじめ、きっと自分が気がつかないところでもたくさんの方にお世話になって、許してもらっています。
恩返しってなかなか直接返せないから、自分が支えてあげられる立場になった時に返せばいいんだ、というような気もしています。
お菓子代を集めることになるところも、さらにモヤッと感を増しますよね……。
んぐぐ……と喉につかえるような後味の小説、さっそく図書館で予約しました!

返信(2)

桐乃さん

またズレた自分語りを長々としてしまい申し訳ございません。
違いますね。違うこともないけど、そうじゃなくて、芦川さんのような人は(もしかしたらわたしが腹が立った人も)、自分の弱さを当たり前のように周りにカバーさせておいて、結局自分は自分の生きたいように生きている、我を通している、、ように見える。。。
それがなんともけしからんと言うか……。
そうならざるを得ない何かがあるのかもしれませんが、なかなか鷹揚になれません。
わたしもネットの試し読みで出だしだけ読んだので、あの後なにが起こるのかモヤモヤと興味が湧いています。
しつこく申し訳ございません(>人<;)
しおむすびさん、まとまりのない長文をお読みくださり、ありがとうございます!
いえいえ、ズレてなどいませんよ~、わざわざご丁寧にコメントをいただいて恐縮です(*´-`)

大変な思いをされたのですね。PTAカツ丼の大変さをお聞きしているので、しおむすびさんのご経験を読ませていただいて、そりゃしんどいわ……と唖然としてしまいました。
妊娠されたのはおめでたいことですし、それ自体はその方の自由ですから、赤の他人のわたしがどうこういうことはないのですが、しおむすびさんのおっしゃるように、それならその時点で役員を辞退して補欠の方にお願いするべきではなかろうかと思ってしまいます。もともと名前だけの役員なのなら、なおさらのこと。辞退されなかったのは、活動実績はゼロでも役員として名前は残しましたよ、というのをアピールするためなのでしょうか。謎です。

こういうハラスメント系は取り扱いが難しいですよね。
ほんとうにパワハラやモラハラを受けてひどく苦しんでいるひともいるのに、なんというか、自分が楽をするためにそれを利用するようなズル賢いひともいるので、まじめにがんばっているひとがどんどん割りを食う世のなかになっているような気がします。
じつはわたしも、こういうズル賢く要領のいいひとに散々振り回されたことがあって、芦川さんに対しての辛辣な表現には、いくらか私情が混ざっています(^^;)

図書館で予約されたのですね。お読みになる前にかなりネタバレしてしまって申し訳ありませんが(すみません!)、芦川さんのお菓子をめぐる事件の顛末がまたものすごいので、ぜひあのモヤモヤ度MAXを体験していただきたいです。
いつもありがとうございます(*´ω`*)