経過が大事か? 結果が全てか?

作者 んだんだ

[社会・思想]

86

3,508

2件のファンレター

 先日、産業医研修会に参加しました。テーマは化学物質の自律的管理についてでした。これが聴いて眠くなるどころか、なかなか面白かったです。
 化学物質は労働安全衛生法という法律で規制されています。日本では国が定めた基準「仕様基準」を如何に守るかが求められています。これに対し欧米では、国は目指すべき目標「成果基準」を明示して達成を求めます。結果が出ていればOK、結果を出せなければ結果責任を問われます。
 この考え方の違いは、日本と欧米の何かにつけての違いの根底をなすのでは?と思ったので、報告します。

 

ファンレター

今の私には・・・

今の私には非常にささる文言です。
現在、大学院で統計学を学んでいますが、分かり易さと正確は違う、ですとかシンプソンのパラドックス、データを見て見抜けるのは分かっている人だけ、数字だけ見て信用するな、理系の世界で120パーセントはない、等々、理解していた「つもり」だったと気付かされました。落ち込むだけでなく、だから学ぶんだ、と言い聞かせ講義に向かっています。
よく思っています、一生懸命頑張る事と結果は比例しない、と。だからこそエビデンスに基づいて粛々と黙々と業務に向き合っています。それが私の精一杯の職責の果たし方であり、それしか出来ないと思っています。世の中はGWですが、病院にいる入院中の患者様が笑顔になれる関わりをしたいと思います。

返信(0)

返信はありません