緊張した医療講演

作者 んだんだ

[健康・医療]

99

3,530

2件のファンレター

 先日、地元の警察署から医療講演の依頼がありました。
 私は医療講演では、話が難解にならないように、分かりやすく、所々に笑いを入れてするように心掛けています。特に講演の冒頭で、皆の笑いを取ることは、落語の「枕」と同じく、大変に重要な事です。
 大勢の警察官を前に、冒頭の笑いが通用しませんでした。皆、笑うどころかピクともせず、中には一生懸命メモを取っている警察官もいました。焦りました。緊張しました。
 さて、この危機をどうやって乗り越えたのでしょうか? 現場からの報告です。

ファンレター

アイスブレーキング

笑いを取ろうと思ってしらけた時の、高まる緊張感、ありますよね。アリスの中国公演で、観客が背筋を伸ばして「整然」と聴いていた話を思い出しました。それでも谷村新司はVIP席をサンバの手拍子で煽り、鄧小平が突然立って手拍子をしたら一万人がドーンと立って盛り上がったっていう落ちがあるんですけどね。じたばたしながらなんとか逆転に持っていくのも才能です。先生のエッセーにはいつも笑いがあり、敬服します。これからも軽妙な笑いを期待しています。

返信(1)

 早々にコメントを有り難うございます。
 谷村新司の話はさすがだと思いました。話のスケールが違いますねえ。「世の中には凄い奴がたくさんいる」、頑張ろ。