銀の雨はカンダタの糸

【三題噺十一】「念力」「ペンギン」「残業」
千両:享年19歳 
万両:享年52歳
久野:事件当時39歳 享年57歳
先生:”念”の多能工化インストラクター(ランクアップ管理部門所属、通称カンダタ選別係)

ファンレター

六道の果てに

どうやったらこういうシステムを思いつけるんだろう、と感嘆するばかりです。しかも無理なくするすると読めて、すんなりと入り込めちゃうところが、またすごい。さすがです!

得手勝手な思い込みや言動から他人に危害を加えておきながら、一ミリも自己を省みることなく自分の利益だけを追い求めるどうしようもない小狡い輩、残念なことに、リアルに存在しますよね……。
先生の言葉はどれも深く、はっとさせられるものばかりですが、後半の台詞はとくに胸に響くものがあります。

スーパーフレアがめっちゃリアルタイム!

ほろ苦く、静かな余韻を感じるお話でした。

返信(1)

桐乃さん、めちゃくちゃ嬉しいコメントをありがとうございます!!
実は最初、「カンダタ(蜘蛛の糸)」に「(西宮神社の)福男選び」をアレンジしたものを書いていて……糸を登るのがいつの間にか競技のようになっている世界線、一番カンダタ、二番カンダタ、三番カンダタに選ばれるよう念を使って挑む修羅界の常連選手たち、そしてその開門神事を高層ビルからお役人が見ている、残業時間に……テーマソングまで作ったのに(←バカ)なんか筆が進まなくて、気がついたら違うものになっていました(毎度恒例)

そうですね、いますよね、そういう輩……でも絶対に逃げおおせることは出来ないと確信しています。
ふふふ、流行り物も入れてみました……念通信障害ってなんだよ、って自分でも思います。
「するすると読めて、すんなり入り込めちゃう」の言葉が嬉しくて、大切に噛みしめています、心から大感謝です!!(∩´∀`)∩

キリモドキ②5/20、拝読しました♪
私は桐乃さんの厄介なファンを自認しておりますので、更新される桐乃さん情報は嬉しい限り。
「空白の8巻を妄想で補いつつ」がジワりました。桐乃さんが高度な念能力を駆使して、8巻を脳内補完している様子が浮かんじゃって(笑)
また楽しみにしています( *´艸`)

それから、「青い鳥文庫小説賞」募集していますね。
桐乃さんの文章は読みやすく語感が温かく丁寧なので、ジュニア向けなんかもいいんじゃないかなぁ……などと思っています。