魚鬼(イトウ)

作者 銀狼

[現代ドラマ・社会派]

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終戦まぎわの北海道の大自然を舞台に、幻の淡水魚イトウのように生きた男の物語。
ヤクザから足を洗った主人公は、遊郭に売られた薄幸の女と一緒に山深い村に逃げる。二人の若者を加え、幸せな家族を築いたかに見えたが、過去を追う凶悪な男が現れる。家族の壮絶な闘いが始まる。
※暴力シーンが出てきます。苦手な方はスルーしていただければと思います。
※書影は取材写真から。

ファンレター

迫力ありました

おはようございます。
読ませて頂きました。初めは大きな魚との闘いの物語かと思っていました。すみません。
魚鬼は菊の魂だったのかと思っています。愛する人を見つめていたのですね。何年かして、周平は菊と再会すると期待して読んでいたのですが。でも、孫?も生まれ、菊の名前を貰った子と家族四人で暮らすのは、ひとつの幸せなんだなと納得しました。幸と勇、その名前は幸せと勇気の意味かと思っています。
戦闘シーンが迫力ですね。棒頭や熊との闘い、素晴らしいです!

返信(1)

拙作を丁寧に読んで頂き、また暖かいご感想まで頂きありがとうございます。実経験、又はそれに近い経験から、人間が生きるという極限の世界をテーマに小説を書いております。まだまだのものですが、何か一つでも記憶に残れば幸いです。ありがとうございました。