ロシアのウクライナへの侵攻

文字数 813文字

 電撃的にロシアがウクライナに侵攻してから、はや4カ月が経過したという。
 誰もが、この世紀にこのような悲惨な戦争が起こると予想しただろうか。

 毎日、ニュースでみるものは、砲撃を受けた多くの戦争とは関係のない学校や病院等であり、これらの施設が跡形もなく破壊され、その光景が毎日のように映し出されている。この悲惨な結果はロシアのプーチン大統領の飽くなき野望の成せる技と言えよう。
 
 この男の領地拡大と言う野望により、ウクライナだけでなく、ロシアの軍人達の多くが戦死という犠牲になっている。この侵攻の大義は、NATOの拡大の恐怖を感じたプーチンが、それを阻止する為といっている。確かにソ連が崩壊した時、ソ連の衛星国だった国が独立したり、NATOに編入したりと、ロシアを軸とした旧ソ連園は縮小しているという現実がある。


 プーチンはその危機感からウクライナに侵攻したと言うが、思いの外、ゼレンスキー大統領を軸としてウクライナが善戦している。これは多分にアメリカやイギリス、ドイツ等の北欧園からの財政や大量の武器等の支援によっているが、最近ではこれらの国でも国内状況により、武器の支援疲れが出ている。

 それらの国は、このまま武器の提供を続ければ、自国の経済の影響や、自らの防衛力にも影響が出てくると、政府に不満を持つ人たちが出始めていると言う。本当にこのまま行けば、世界がますます泥沼に足を突っ込んだように、抜き差しならない状況になることも考えられる。

 国連も掛け声だけで、本質的には機能しておらず、八方塞がりになっているように感じる。

 今、ロシアを支援していると見られるのは中国や、ロシアと利害関係にある国だという。こうしている中でも、ロシアによる砲弾等により多くの人々が亡くなっており、それを思う時、胸が痛む。プーチンは体調が思わしくないというニュースも流れる中、いまだに先が読めないウクライナの侵攻に、ただ気を揉んでいる自分がいる。



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