私の書く小説の人物について

文字数 951文字

 私の場合ですが、作品を読んでいただければ分かると思いますが、あまり若くはありません。
 これらの小説を、書き始めたのはいつだったのかは定かに覚えていません。
 以前には、若い頃には忙しい中で、色々と書いていたように思います。
 それを今読んでみると、自分でもびっくりするほど、出来が悪くないのもあり、驚かされてしまいます。

 今は十分に時間がありますので、これらを見直しながら投稿をしています。
 しかし、見直してみると所々に荒削りなところがありますが、今の自分では到底思いつかないような表現も使っているところが多々あります。

 私が今、投稿しているのは、その頃に描いた作品が多く、おかしいところや不備なところを修正しています。

 例えば、(動乱の恋)はご存知のように、2.26事件をテーマにしたものです。これも5,6年前に書いたものを修正していますが、確か書いたときの動機としては、この事件のドキュメンタリーをテレビで見たときに強烈だったことを覚えています。

 これらの膨大な資料をファイルにまとめて、徹底的に調べました。できるだけ史実にのっとり、それに近いように心がけてかきました。
 この小説の主人公の(四ノ宮貴美子)と(南郷亮介)の2人を取り巻く家族や友人は私が作り上げた人物ですが、その他に登場する人物は、その当時に生きていた人間をリアルに描いています。

 当時の動乱の時代の中に生きた若者の熱い思いをその二人に託しました。今のこの平和ボケした日本の中で、昭和の初期の頃にはこのように国の為を思って激しく立ち上がった熱く若い若者を私は書いてみたかったのです。

 そして、次は(愛の行方)ですが、これはある中堅の会社をベースにして起こった不祥事をベースにしています。
 その会社の創立者である個性の強い男性と、彼の娘の婿となる男達の社会人としての強烈な生き様を仕事と性をテーマにして描いています。さらに彼らに寄り添う美しい女達。その他に、そこで生きている企業のなかに翻弄される人々を表現しました。この小説のテーマは、人間が持つ愛と性を正面から捉えました。

 どうか、皆様は彼等を温かく見守って欲しいのです。この次は別の小説に登場する人物をご紹介したいと思います。

 また、新たな小説も登場しますので、宜しくお願いします。






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