文字数 349文字


ひとりぼっちの中に響く歌
道標だったり共感だったり
僕らが望む普通へのわだかまりに
いつも寄り添ってくれる
昔の人だって十人十色とわかっているのに
普通はさも当たり前に居座るから
みんなご機嫌取りに忙しい
不安定は立ってられないほど
僕らに必要以上の恐怖を与えて
普通は桃源郷なんだと囁く
普通と言うものこそ形なんてないのに
同じ人なんていない
揺れ続ける足元は
いつでも僕らを試すだけで
本当は何も持ってない
親も先生も何も知らない
僕らの周りはたくさんの参考書なだけ
ホンモノの答えはいつだって
僕らの中から生まれるモノ
あの人と僕との答えは似ている
見つけたい道も行きたい場所も
だから僕はあの人の歌の中で
いつまでも言葉のシャワー浴びていたい
今日もうんざりするような始まりに
僕の心のシェルターを
作り直してくれるような
その強さを僕の糧に
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