文字数 276文字



時間は待ってくれないし
遡る事もできない
かと言って早く進みたい時には
大河のようにゆったりと
止まってしまったと心配になるほど
進みが遅い事もある
誰かが言うように眠ってしまえば
あっという間な時もあるけれど
それには失敗が付きまとうことが多い
同じだけ人は時間を使い
どんな形であっても前に進む
なのに残酷すぎるほど
僕と他の誰かとの間に
倍くらい違う時間の流れを感じる
それは良くも悪くも無常にも
僕に夢と現実を目の当たりにさせる
今日は時間の使い方を間違えたらしい
楽しくないひとときの中に
ポツンと僕だけ置いてきぼり
忙しそうな誰かの背中が
どこか羨ましくもあり
どこか妬ましくもある
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