娘:その8

文字数 7,739文字

 静花の帰省は八月の二週目と決まった。前期末考査が終わり、一週間ほど間を開けたタイミングである。世間一般の帰省ラッシュがはじまると同時に東京に戻る計画だ。むろん、聖二の帰省も自動的にそれに合わせる形で決まった。兄の帰省とも二日ほど重なった。
 そこまでの二ヶ月ばかりのあいだには、予定されていたことが予定通りに進んだ。
 聖二の兄は、六月の末に、狙いを絞っていたいくつかの企業のひとつから内定を得た。約束通り兄への仕送りが減額され、その分が聖二に回った。潤うというほどではないにしても、聖二はようやく毎月まとまった額の小遣いを使えるようになった。とはいえ、受け取ってみればこれといって使い道がないこともわかった。静花は相変わらず〈贅沢は敵〉のスタンスで、食事のグレードを上げようという程度の提案も、言下に却下される。静花のために使えなければ、聖二に欲しいものはない。
 佐伯の異動は六月付けの辞令だったが、新しいマンションへの入居は――居住者からの引き渡し時期の関係で――七月の半ばになった。それまではウィークリーマンションである。茉莉花のほうの転居は静花の帰省を待つことにした。上京後の初めての帰省はこの十八年間を一緒に暮らしたアパートで迎えたい。――表向きはいかにも尤もらしく聞こえるものの、実情は、静花を佐伯のマンションで迎えることに躊躇い、及び腰になっただけのことである。
 前期末考査が終わった日、静花は従兄(あに)の夏馬から、帰省までに少し時間をつくってくれとの連絡を受け取った。従兄(あに)が「帰省までに」という言い方をしたことで、静花はすっかり忘れていたゴールデンウイーク中の母の怪しげな気配を思い出した。忘れていたのは、聖二が現れたからである。
 ついに来た!と静花は思った。
 伯母ではなく従兄(あに)であることが、待ち構えている事態がどのような姿形をしているのかを、明白に物語る。示唆するなどといったレベルではない。盤上はもはや紛れのない局面を迎えたのだ。聖二とイチャイチャしているあいだに、そこまで進行してしまったということだ。
 しかし、この時間を――あれから三ヶ月ばかりの時間を――聖二が埋めてくれたのは、むしろ良かったのかもしれない。ひとりでぶつぶつと深淵の底に座り込み、ぐつぐつと煮詰まって行った可能性は否めない。そんな顔で従兄(あに)と会い、母に会い、母の男を紹介されるくらいなら、帰省などすっ飛ばしてしまったほうが上策だ。いわゆる〈冴えたやりかた〉というものだ。
 ところが、私にはいま聖二がいる。この間ずっと聖二がいた。母に負けず劣らぬ幸せな時間の中にいた。私はなんて運がいいんだろう!
「ねえ、田舎帰るまで一瞬たりとも離れたくないとか、そんなふうに思っちゃったりしてる?」
「そこまで思いつめてはいないけど」
「ここはマジレスするとこじゃないでしょ!」
「ああ、ごめん。そうだね、トイレにまでついて行きたいくらいの気分だよ」
「聖二ってそんな変態小僧だったの!?
「そう言えって静花が言ったんじゃないか」
「私そんなトイレにまでくっついてくるとか、そんな、まさか、そんなこと…」
「なにか用事ができた?」
「いよいよ来るものが来たのよ! あ、

じゃないからね」
 仮にもし来たものが

であったとして、そんなに嬉しそうな顔をされてしまったら、僕はいったいどう対応すればいいのだ?――とは、聖二は口にしなかった。まさか嬉しくないって言うの!?と返され責め込まれるに決まっているからである。この三ヶ月ばかりのあいだに、聖二も学習を終えていた。
「来るものって?」
「夏馬さんが私に話したいことがあるって言うの。それも帰省前によ!」
「ああ、もしかしてお母さんの話とか?」
「ほかに考えられる?」
「帰省前って言うなら、まあそうだろうね」
「どうしよう…。あ、そうだ! ねえ、聖二も一緒にくる?」
「なんで僕が?」
「返り討ちに遭わせるのよ。実は私にも紹介したい人がいるんだ…とか言っちゃって」
「ねえ、静花。もう少し真面目に考えたほうがいいんじゃないかな?」
「大真面目よ、私」
「だってその人、もしかしたら静花のお父さんになる人なんだろう?」
 言われるまで忘れていたわけではない。考えなかったわけではない。むしろ真っ先にそれを考えたし、その想念は、いまも静花の中に定まる場所を見つけられずに漂いつづけている。
 でも、お父さんになる人、というのは間違っている。本来的には、お父さんというのはそれ

ではなく、それ

のはずだ。その時点ですでに人智が介在しているわけだ。もちろん手続き的にはその人はお父さん

なのに違いない。しかし、その人をお父さん

として受け止めることができなければ、恐らくほとんど意味がないだろうと思う。その人を『お父さん』と呼ぶことについて、である。
 実の父親だって、あくまでもお父さん

であり、最初からお父さん

であるわけではないとか、そんな屁理屈は聞きたくない。それはお父さんの側の論理であって、娘の側の論理ではない。娘の側に、そんな面倒くさい手続きなどあって堪るものか。お父さんというのは、気がついたときにはすでにお父さん

のことを指すのだ。気がついたときには『お父さん』と呼んでいる人のことを指すのだ。
 静花はベッドの上に並んで座っている聖二の肩の上に、頭を乗せかけてみた。そうして念じてみても、これが聖二に伝わるとは思っていない。でも、そうして念じてみなければ、これを聖二と共有することはできないようにも思う。
 だけど、いちばん大事なことは伝わるかどうかではない。いまこのときに、あの従兄(あに)と会う前に、こうして肩の上に頭を乗せかけられる人がそばにいることが、なにより大事なことだ。私は本当に恵まれている。きっと神様のお気に入りの一人なのに違いない。
「ねえ、聖二のお父さんのお話し、聴かせて。お父さんのお話しって全然聴いてないよね」
「ああ、そうだね。僕の話はいつも母親のことばかりだ」
「そう、凄い美人のね」
「あの人がどうしてあんな綺麗な人と結婚できたのか、僕にはずっと理解できなかった――」
「あ、もう始まってる感じ?」
「始まってるよ。続けていい?」
「うん、続けて」
 父親について語るとはどういうものなのか――静花は聖二の声を、震える空気として耳から聴くと同時に、震える血液として肩に当てたこめかみから聴くことで、それを言葉だけではなく、接する肌から感じ取り、受け取ってみようとした。
 静花が聖二に伝えられないように、静花は聖二から受け取れないかもしれない。でも、それでいい。それでもいい。静花はいま父親の話を聴いている。誰かの父親の話を聴くのなんて初めてかもしれないと思った。私はこれから聖二と一緒にたくさんの初めてを経験して行くのだ。

 大学は長い夏休みがはじまったところだが、常葉も叶も毎朝いつも通りに仕事に出かけてしまう。この広々とした超高級マンションで、静花が一人になる時間はけっこう長い。この広さから逃げ出したくて、静花は聖二のアパートに向かう。そこは母と暮らした部屋よりさらに狭いけれど、分類上は仲間であり、はっきりと意識されるほど明らかに落ち着くのだ。
 しかし、この日は従兄(あに)の来訪を待っていなければならない。昼までには来ると言っていたけれど、従兄(あに)の時間ほど当てにならないものは世の中にない。静花は待ち時間に退屈し、急ぎの用事でもない限り表には出ないほうがいいと天気予報が警告していたほどの暑さの中、リビングにもダイニングにもしっかりと冷房を効かせた上、共用の書庫にあった『日本産コガネムシ上科図説 第1巻 食糞群』をソファーの上で眺めて待った。
「実はね、お嬢ちゃん。君のお母さんには

がいる」
 今日の従兄(あに)はさほど静花を待たせることなく姿を現した。リビングに入り、静花の出した冷たい麦茶をぐっと飲み干して、従兄(あに)が口にした最初の言葉がこれだった。
「そういう話だと思ってた」
「なるほど。噂通り、勘がいい」
「まあね」
「茉莉花さんは彼とのあいだに婚姻関係を結びたいと考えている。しかしそれは自動的にお嬢ちゃんを彼の子にするものではない。別途養子縁組という手続きを踏まない限り、お嬢ちゃんが彼の子になることはない。つまり、茉莉花さんと彼が結婚したとしても、法的には、彼はお嬢ちゃんのお父さんではないというわけだ。――これは知ってた?」
「ううん、知らなかった」
「もうひとつ。お嬢ちゃんは大学生になって家を出て、いまは経済的には常葉さんの庇護下にある。学費も生活費もお小遣いもすべて常葉さんの財布から出ている。厳密に言えば常葉さんの財布ではなく『池内』の資産になるんだが、しかしその管理者は常葉さんだ。そのため茉莉花さんからはもうお嬢ちゃんを扶養する義務が消失している。――これも知らなかったね?」
「うん、知らなかった」
「これらを総合的に勘案してみると――」
「私は天涯孤独の身になるってことね」
「その通り。勘だけじゃなく頭もよさそうだ」
 静花は少し考えた。瞳をくるりと回した。実は知らなかったわけではない。どうやらそうなるらしいということは、ネットであちこちを検索して凡そ理解していた。しかし、問題が〈法〉にあるわけではないこともまた、静花には明らかなように思える。
「でも、お母さんはお母さんだよね?」
「もちろん、そうだよ」
「で、その人を『お父さん』て呼ぶかどうかは、私の気持ちひとつって話よね?」
「いや、それはお嬢ちゃんの気持ちひとつだけじゃない。彼の気持ちと、茉莉花さんの気持ちと、三つの気持ちを総合しなければいけない」
「ああ、そうね。確かにそうだわ。…で、二人はどう思ってるの?」
「茉莉花さんは彼を、お嬢ちゃんのお父さんになる人として紹介したいそうだ」
「ふ~ん、そうなんだ…」
 ふたたび静花は少し考えた。今度は考えたというよりも、迷ったというべきかもしれない。いまここで、こんな馬鹿げた想像を口にしていいものか、従兄(あに)に一笑に付されるのではないか、でも、あるいはもしかすると事の真相を突いているかもしれない。そんな迷いである。
「私ね、その人ってもしかしたら、私の生物学上のお父さんなんじゃないかって、そんなふうに推測してたの」
「ほお」
「あのね、お祖父ちゃんが死んじゃったとき、私ってもうお母さんのおなかの中にいたんだよね。計算上そうなる。それなのにお母さんはその人と結婚しなかった。なにか結婚できない理由というか事情があったわけ。そこにお祖父ちゃんが関係してるって考えるのが筋だと思うの。タイミング的にね。あくまでもタイミング的な話よ。たとえば死んじゃう前に、お祖父ちゃんがその人のことを絶対に認めないとか言ってたとか、それをクリアーする前にお祖父ちゃん死んじゃったとか、そんな話。お母さんそういうとこ、なんていうのかな、一度そんなふうに思い込んだら、もう状況がどれほど変わったとしても、そこから身動きできなくなっちゃう人だから」
「確かに」
「でも、お母さんとその人はとっても好き合ってたわけ。だって私ができちゃうくらいだからね。…ああ、ここは違うな。そうじゃないと私が可哀そうだから、て言うのが正解。私は私を〈望まれずに生まれてきた子〉にはしたくないのよ。当然じゃない?」
「そうだね」
 リビングのソファに向かい合い、それもほぼ正面で向き合いながら、静花はじっと従兄(あに)の表情や仕草に注意を凝らしつつ話した。しかし、ここまで話したところで緊張をふっと弛緩させた。失敗した、成功しなかった、少なくともなにも得られなかった。
「夏馬さんて、ほんとなに考えてるのかわからない人だよね」
「え、僕のこと?」
「ここまで話しても眉の端っこのほうとか、ぴくりとも動かさないんだから。そんなんで〈フォークト=カンプフ検査〉なんか受けたら、レプリカント認定されて狩られちゃうよ?」
「いや、お嬢ちゃんのお話しはとっても素敵な物語だなあ…て思いながら聞いてたよ」
 また適当なことを言っている。否定も肯定もない。これを保留と受け取っていいのだろうか。否定されなかったからといって、保留されたとは言い切れない。肯定されなかったのだから、放棄するのが自然だとも言える。従兄(あに)はどうしていつもこんなふうに適当なのだろう…。
「ねえ、それっていま決めなくちゃいけない?」
「それって?」
「その人を『お父さん』て呼ぶかどうかってこと。会ってお話ししてみてからでもいい?」
「もちろん、いいよ」
「会ってお話ししてみて、やっぱり『お父さん』て呼ぶのは無理、てなってもいい?」
「それはもう仕方がないね。なにしろ会ってお話ししてみて出した結論なんだから」
 そうは言っても、会って話してみただけで、相手の人となりを見通すことは困難を極める。そこには客観的な情報、あるいは歴史的事実とでも呼ぶべき資料が添えられるべきだ。それが先入観となって眼が曇ってしまうことのない程度には、あったほうがいい。
「ちょっとだけ情報くれない? ちょっとだけリークしてくれない?」
「たとえばどんなこと?」
「そうね――まずハンサムな人? 背は高い?」
「茉莉花さんと並んで街を歩いていて、どうしてあんな男があんな美人と一緒にいるんだ?と怪しまれない程度にはハンサムだね。それと、背は僕よりも低い」
「ほとんどの日本人は夏馬さんより低いんだから、モノサシにならないよ。あ、日本人よね?」
「生粋の大和民族だよ」
「うん。じゃあ、頭はいい人?」
「常葉さんと同じ大学を卒業している」
「ウソ!? それってもう大秀才ってことじゃない!」
「会って話してみると、とてもそうは見えないけどね。ほかには?」
「え~と、お金持ち?」
「池内ほどの資産はないようだ」
「池内の資産がどれくらいかなんて、私、知らない。そうだ、仕事は堅気だよね?」
「昔は堅気の仕事と聞けば、みんな真っ先にそれを思い浮かべたもんだよ。今じゃそうでもないようだけどね」
「あ、実は本当の狙いはこの私で、私を手に入れるためにお母さんに近づいたなんてことない? 例のハンバート教授みたいな話よ」
「彼が欲しいのは茉莉花さんであって、お嬢ちゃんでないことは断言できる」
「聖二を連れてってもいいかな?」
「なんのために?」
「お母さんを返り討ちに遭わせるの」
「気の毒な話だな」
「お母さんが?」
「東金がだよ」
 呆れ顔をされた。この辺りが潮時だろう。静花はやや身を乗り出していた体をソファーの背に沈めた。従兄(あに)はもう表情を消している、いつもの穏やかな笑みの向こう側に。
 正直、母に会うことも、その人と会うことにも、ちっとも気乗りがしない。ワクワク感がない。面倒くさいなあ…としか思えない。母が誰を好きになろうが知ったことではない。困った人でさえなければいい。それで母が幸せだというのであれば猶更のこと、むしろ自分がそこにのこのこ顔を出すなんて、まったくの愚行でしかないのではないか?
 静花はじっと従兄(あに)の顔を見た。会いたくないな…、会わなくちゃダメなのかな…、そんな言葉が出かかっている。従兄(あに)はどうもそうした思いを察しているようで、いくらか眼に力を溜めている。いや、溜めるというのとは違う。君は間違っている、とは言っていない。君の気持ちはよくわかる、と言っている。だけどこの僕を信じてくれないか、と言っている。
 小さかったころ、まだ学校に通いはじめる前の頃、この大きな従兄(あに)はいつも私を抱き上げてくれた。膝の上に乗せてくれた。その大きさが嬉しくて、楽しくて、待ち遠しかった。写真が残っている。たくさんの写真が母のアルバムに収められている。あの恒例の誕生日の写真でも、小さな静花は大きな従兄(あに)の膝の上に座って写したのだ。
「夏馬さんもいるんだよね?」
「どういうわけかそうなった」
「それならいい。私、その人と会う」
 従兄(あに)がにっこりと笑う。静花の知らないたくさんのことを内に秘めた笑みだ。が、静花はいまはもうその笑みの向こう側を考えないことにした。そんなことを考えもしなかった小さな頃のように、従兄(あに)の笑みを無条件に信頼することにした。
「え、でも夏馬さんどこ泊まるの? まさか新婚さんと一緒じゃないよね? ていうか、私こそどうすればいいわけ? 私ホテルとかとってないよ? まさか夏馬さんと一緒のツインとか? そこってどういう話になってるの?」
「本家と安曇とどっちがいい?」
「あ、そういう話ね。だったら安曇がいいな。本家ってお化けが出そうじゃない?」
「お化けは出ないよ。少なくとも僕は見たことがない。座敷童なら幾度か出くわしたけどね」
「だから、そういう話があるから本家は嫌なのよ。安曇にして。彩日香さんもいるし」
「あれ、彩日香と仲良し?」
「仲良しだよ。一緒にお買い物とか行ってた」
「あいつに仲良しの親族がいるなんて知らなかったなあ」
 安曇の家に泊まるという話なら大歓迎だ。なんだかちょっと「お泊まり」みたいな楽しみがある。一族でいちばん綺麗な、それもちょっと怖いくらいに綺麗な彩日香さんとも、久しぶりに会える。――静花は急に帰省することが楽しみに思えてきた。従兄(あに)従姉(あね)と一緒に安曇の家に泊まるなんて、それこそワクワクする。なにしろこの二人は、あれこれ問題だらけではあるけれど、自分たちの世代では突出して頭がいい。それでいて、二人そろってまったく社会の役に立っていない。そこが、さらにいいところだ。
 昼飯はどうする?と尋ねられ、誰が作るの?と尋ね返したら、お嬢ちゃんだよと言われたので、静花は従兄(あに)をひとり置いて中目黒を去ることにした。自分から食事はどうする?と尋ねておきながら、それを作るのは私だとか、いったいどういう話か!
 マンションを出たところですぐに聖二に電話をした。お昼ご飯食べないで待っててと伝えると、なにか作って待ってるよと言ってくれた。従兄(あに)とは大違いである。従兄(あに)はそんなだからモテないのだ。見てくれが悪いだけではない。もう内側から腐っている。
 とはいえ、その場には従兄(あに)も同席するという話だし、夜は安曇に泊まるという話だし、結果を見れば悪くない会見になった。これでひとまず安心して帰省できる。帰省までのあと数日を、心安らかに聖二と過ごすことができる。緊張はさすがに少し残っているけれど、不安も心配も憂いもなくイチャイチャできる。私だって母と同じくらいに幸せだ!と思いながら、静花は日比谷線に乗り込んだ。
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