オープニング&クイーンの紹介

文字数 3,186文字

皆さん、りょーしゅっしゅー!

「追放兵士、領主になる」のおバカ領主、アリス・ガーデンスでーす!

無言。

BGMだけが流れる。

この番組は、現在連載中の小説「追放兵士、領主になる」をいっぱい食べ尽くす、そんな、素敵なひとときになっています!


というわけで、ラジオ第7回、始まりました!

無言。

BGMだけが流れる。

えー、皆さんはお気づきかと思います。

今日、私の前に誰もいません。


実は、ビリーが「追放領主」37話で死んでしまったんですけど、死んだらラジオからも卒業って話、今日スタジオに来て知りました。

なので、今日というか、今日からビリーはこのラジオに来ません。


たしか、前回のラストで、私、こんなこと言ったと思います。

ということで、ビリーは次回いなくても大丈夫です。
わーん!

これ、完全にフラグじゃないですかー!


たしか、ビリーに速攻で「領主と召使いのラジオなんだから来るよ」とツッコミを入れられて、フラグを立てずに済みそうだったのに、それから今回までの間に本当にビリーが死んじゃうなんて思わなかったです。


まぁ、私にこんなフラグ立てさせるセフィさんが悪いんですけどね。

都合の悪い時だけ作者を出すんじゃない。

それはそうと、なんと言っていいのでしょうか……。


こんな盛り上がらない回なので、スタッフさんはマイクの前にお菓子を置いてないんです。

今まで少しは置いてくれてたんですけど、あれはビリーが食べるものだったんでしょうか。


というわけで、このスタジオにウー○ーイーツを届けてくれるリスナーの方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。

アリスが注文しないとダメだと思うのだが。

あと、今回、いつものコーナー以外どうすればいいのか迷ってます。

長いこと番組やってますけど、私、一人トークって苦手だったりするんです。

私、ボケ担当ですけど、誰もツッコミがいなかったら、ホントつまらないんです。


一応、しゃべるネタはありますよ。

今日は、私が飽きるまで、前回お送りした、食欲の秋スペシャルで私が言えなかったことをいーっぱいしゃべろうかと思います!

いい加減、私を紹介しなさいよ。
あ、バレました?


ラジオだったらバレないと思ったんですけど、さっきからゲストの方を前にして、いかに私だけの番組になっちゃった感を伝えようかと思ってたんです。

アリスは、ホントそういうこと考えるの好きね。
はい……。


というわけで、本日のゲストです!

「追放領主」で、私が一番召喚した女剣士、トライブ・ランスロットさんです!

リスナーの皆さま、初めまして。

「クイーン・オブ・ソード」のトライブです。

よろしくお願いします。

私は、いろいろな番組をやってきましたけど、何回かクイーン……、「追放領主」の番組なのでそう呼んじゃうんですけど、クイーンとは何年か一緒に番組をやってきました。


でも、なんか今回10年半ぶりにラジオで一緒にしゃべるみたいです。

現実の世界で、2012年以来ってことね。

たしか、「おしゃべりキャラバン」という番組を、私とアリスがセフィさんのtwitterでやってたと思うけど、それ以来になると思う。

あー、私とクイーンでそんな番組ありましたねー。

セフィさんの作品の話をいろいろ紹介する番組で、ほぼ情報番組だった気が。

あれは、たしかにtwitterで字数も限られてたから、情報番組にならざるを得なかったはず。


で、それと比べると、この番組は情報番組よりもネタ要素が強いような気がするわ。

作品自体、私が主人公ですもの!


あ、そんなこと言ってたらオープニングトークが締まらなくなっちゃいますね。

アリスが、だいぶしゃべってたものね。
はい、反省します。


というわけで、番組では今回のゲスト、トライブ・ランスロットさんに対する質問・メッセージ、あと番組や作品の感想などを募集しています。

ファンレターからお送りください。


シーショアで私たちがクイーンを迎えてやったような、お悩み相談なんかもお待ちしてます!

お待ちしています。

というわけで「追放兵士、ラジオをやる~領主と召使いの食べ放題ラジオ~」。

リスナーの皆さんも、お菓子を食べながら気楽に聴いて下さい!

それでは、参りましょう!


領主と過ごす素敵な時間、いまここに召喚!

追放領主、ラジオをやる。


領主と召使いの、食べ放題ラジオ。

改めまして、りょーしゅっしゅー!

領主のアリス・ガーデンスです!


クイーンも、はい!

りょーしゅっしゅー!

「クイーン・オブ・ソード」のトライブです。

というわけで、このパートですが……


領主の私が、クイーンをざっくり紹介する!


という時間になっています。

楽しみね。

「オメガピース」で1年どころか、「追放領主」の世界でもずっと私を召喚し続けてるから、私にどういうイメージを持っているか気になるわ。

分かりました。


まず、「クイーン・オブ・ソード」と言われるだけあって、強いです。

強敵をどんどん倒します。

たぶん、剣を持たせたら最強の女と言ってもいいくらいの実力です。

アリス、最初に私のバトルを見た時、固まってたものね。
そうですね。

あの時は、「クイーン・オブ・ソード」って言われてすぐのバトルだったけど、思う存分強さを見させていただきました。


女・王・最・強!

そんな感じです。


一応、「Synthesis」のホームページに、「アリスと剣の女王」という作品が載ってますので、その時のエピソードを見たい方はぜひ。

うまいこと、作品の宣伝を入れるじゃない。
そうですね。


で、クイーンの紹介に戻ります。


力が強いだけじゃないんです。

クイーンは、それ以上に気持ちが強くて、強くなるために全てを犠牲にしてもいい、というほどの努力家です。

だから、私に何度も言っているんです。諦めたらおしまいだって。

私の哲学、って言ってる人もいるみたいね。

諦めたら、出せるはずの力も出せなくなるから、私はどんなダメージを受けても諦めないようにしてるわよ。

そんな、強い敵ウエルカムみたいな存在なので、クイーンは結構ボロボロになるし、時には負けます。

それでも、負ける時は全ての力を使い果たして負けますし、そういうところもクイーンらしさなのかなと。

そういうところもクイーンぽいって言ってくれるのは、アリスに限らずだと思うわ。


それでも、負ける瞬間は本当に悔しい。

相手の強さと、自分の力のなさを認めた上で、それでも「次は勝つ!」って心が叫ぶもの。


あまり悔しい表情を、アリスには見せないけど。

私が負けるだけでショックを受けるから。

ショックですよー。

あの「クイーン・オブ・ソード」が負けたって瞬間、時間が止まりますもの。

今まで見せてきた本気のパワーを止められて、相手のペースに追い込まれるなんて信じられないです。


でも、負けたときにクイーンが見せる、その「悔しい」って気持ちに、私は元気をもらいます。

あぁ、それでも女王はここにいるんだって。

プライドだけは失わないようにしてたから、アリスにもそう見えたのね。
そうです。


あとは、「オメガピース」でソードマスターやってたので、結構セレブな生活をしているのと、強く美しい女性として、たまにモデルをやったりしてます。

そんな、25歳の素敵な女性です!


以上っ!

ありがとう。


あまり、こうやって「オメガピース」の内部からは紹介をされないから、アリスの作った原稿に興味あったのよね。

間違ってるところは、たぶん一つもないわ。

せっかくなんで、クイーンにこの原稿をプレゼントします。

私のは、コピー取りました。

ありがとう……。


……って、この原稿その下に、私がアリスに怒ったことがいろいろ書かれてるわ。

それ読み上げたら、クイーンに失礼じゃないですか~。
まぁいいわ。

この記録だって、アリスが少しずつ成長している証拠だから。

たしかに、そうですね。


というわけで、以上クイーンの紹介をお送りしましたー!

追放兵士、ラジオをやる。


領主と召使いの、食べ放題ラジオ。

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登場人物紹介

アリス・ガーデンス


「追放兵士、領主になる」の主人公で、食べることしか能がないおバカ領主。

今回、作品を紹介するラジオのパーソナリティになるが、果たしてどこまでバカになってしまうのでしょうか。

トライブ・ランスロット


「クイーン・オブ・ソード」と呼ばれる、強すぎる女剣士。今回のゲスト。

「追放領主」では、アリスにたびたび召喚され、異世界でもその強さを見せる。

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