鉢合わせって実際に起こることはそんなない
文字数 1,134文字
ロム「死にたい」
鬼塚「開口一番にウゼぇわ！！」
ロム「前回があまりにクソすぎた。蛇足回もイイところだった」
鬼塚「やっとこさ温泉に着いたってのに、付き合ってらんねぇーわ！」
ベロニカ「本当よ。こんな立派な温泉旅館で
ワクワクしないでどうするの」
リリィ「ヒャッホー！デっかいところだな。写真撮ろうぜ！写真！」
鬼塚「お！イイねぇ～。旅ってのは写真撮ってナンボだよな」
レナ「騒がしいんだから」
ジロウ「そう恥しがるなって、減るモンじゃねーぞ」
レナ「恥しがってないし」
ロム「写真撮るんなら帰りにしよう。2人遅刻してるし
仲間外れになるだろ？チェックインしよっかー」
各々、荷物を部屋に運び温泉まで自由時間となった。
鬼塚「とりあえず、売店に来てみたが何あんのかねぇ～♪っと
お！少年ジ○ンプじゃねぇか。そういや今日発売だったな」
？？？「ん？」
鬼塚「ん？」
鬼塚「あ"ぁ"ああああぁぁぁぁーーーーァ！！？！」
天摩「あ"ぁ"ああああぁぁぁぁーーーーァ！！？！」
鬼塚「てめぇは、インテリ糸目ぇ！！
なんでこんなところに居やがる？」
天摩「それはこちらの台詞ですよ？色黒グラサンめ。
せっかくの旅行が貴方一人との出会いのために
台無しじゃないですか」
鬼塚「旅行だあ～？ハッ！まさか一人旅ってか？
寂しいモンじゃねぇかよ、こっちは仲間で一緒なのによ」
天摩「チンピラのお誘いなんて、恐ろしくて断れなかっただけでは？
上っ面の仲間意識を誇示されても困りますね」
鬼塚「おいコラ。あんま調子ノってんじゃねーぞ？
てめぇなんてどんな名湯に浸かったってな
その腹黒さは綺麗にならねーかんな」
天摩「全身が真っ黒けだからって、人の内面を
勝手に黒くしないでいただきたいですね。
でも気に病む必要はありませんよ。
貴方だってボ○ルドも驚きの白さですよ。頭と学歴が」
鬼塚「……屋上へ行こうぜ？ひさしぶりにキレちまったよ」
天摩「上等だよオラァ！！！！
文武両道の前に平れ伏すがイイわぁああ！！」
ロム「宿に迷惑掛けてんのが、わかんねぇーのか？」
鬼塚「…………すんましぇん……………………(´・ω・`) 」
天摩「…………すんましぇん……………………(´・ω・`) 」
一方、その頃。
キム「あ、あのさ。さっきはブスなんて言ってゴメンよ」
フローラ「あ"？今更謝られても困るわよ」
キム「あはは……、だよねぇ。車が7人乗りって聞いた時さ
2人きりでどこかに遊びに行けたらなんて考えてたんだけどさ」
フローラ「はあぁーー！？
冗談でもやめてよ。アンタみたいな口悪い自己中と
なんか嫌に決まってんでしょ」
キム「…………すんましぇん……………………(´・ω・`) 」
