湯気とは局部ではなく心の闇にかかるもの
文字数 598文字
フローラ「うひゃ～！露天風呂って思ったより寒いのね」
リリィ「ちゃっちゃと入っちまえばイイじゃんよ！
温泉だぜ！温泉！」
ベロニカ「うふふ。景色もイイし
ちょっとテンション上がっちゃうかも」
リリィ「あ！ここ男湯と隣同士で繋がってんだな」
ベロニカ「あらあら。これはお約束の展開が来るのかしら？」
フローラ「そんなまさか？っと言いたいところだけど
妙に静かだしあるかもね」
リリィ「おぉーい！男どもぉー！
そっちの湯加減はどーだー？」
天摩「あの……、その、なんと言ったら良いのやら……」
鬼塚「ふ、ふふ、震えが、とま、とまらねぇ……」
天摩（て言うか、誰ですか？このモヒカンども
て言うか、なんでモヒカンなんですか？
なんで皆同じ顔してんですか？）
鬼塚（しかも、メッチャこっち見てんじゃん！
まだなんもやってねーのにメッチャ睨んできてんじゃん！
謝った方がイイの？俺悪いことしちゃったかんじなの？）
天摩（気づいちゃったんですけど
よく見たら剣みたいなの持ってません？
絶対に剣ですよアレ。殺意ビンビン放ってますよ！？）
ジロウ「は？お前、俺らが気ぃ利かせてやったのに
結局なにも進展しなかったってのか？馬鹿じゃねーの」
キム「うるせーよ！そもそもフローラとは別にそんなんじゃねーし！」
鬼塚（どうやったら、そんな平気な顔して
体洗ってられんのォー！！？！）
