おまけSS3
文字数 815文字
「それでは早速発表といきましょう」
「はい、はい、はーい！」
「はにさん、大丈夫なんですか？」
「今度はまじめにやるから、大丈夫～」
「では、お願いします」
「あっ、それって戦闘のポーズだｗ」
「ツメは隠しましたよ？」
「新しい歌を考えてきたのー」
「歌はいいね」
「リリンの生み出した文化の極み……」
「真面目にやりなさい」
「ごめんよぉ」
「あれ～、もしかして、はにスルーされちゃったかな？ かな？」
「マイスイートはに、リズムに合わせて、一緒に歌おう」
「たくとさまぁ、むっちゃ愛してる～」
「私もさ」
「はに、歌いまーす」
「待ってました！」
「期待してるわよ」
「いよっ！ 猫に小判！」
「はにゃにゃん～」
「た、たくとさまが、猫に小判なんていうから、はにが壊れちゃったわ！」
「メディーック、です！ 誰か、はににまたたびをあげるのです！」
「ほら、ハニー、君の大好きなまたたびだよぉ」
「また……た……び？」
「またたび」
「またたび？」
「またたび」
「またたび、またたび、にゃんこの旅♪ にゃんにゃんにゃんにゃん、にゃんこの旅♪ 旅のお供にゃ、もえもえ♪」
「もえもえ♪」
「もえもえ♪」
「もえもえ♪」
「にゃんにゃん♪」
「にゃんにゃん♪」
「にゃんにゃん♪」
「にゃんにゃん♪」
「能ある猫は、ツメを隠す♪」
「ツメを隠す♪」
「ツメを隠す♪」
「そしたら♪」
「そしたら♪」
「今度は♪」
「今度は♪」
「ご主人様ぁ～許してくれますかにゃん？ ちらっ」
「ズキュウン！ もちろん、許すに決まってるさ、はに」
「またたび、拾いました～」
「どうだった？」
「って、今のが新しいサービスか！」
「サービスだと思わずに乗ってたんですか」
「ん～ノリはいいけど、なんか強引～」
「萌えというより、コメディだな」
「確かに、はににしかできないサービスですね」
「はにショック～」
（ぽかーん）
「ごめんなさいね、るうさん」
「いえ、すごいです！ さすがは先輩方です！」
