有意義な一日

文字数 1,295文字

今日という日は今日しかない。一日精一杯一生懸命に生きるしかない。

月が変わってあっという間に9月ですね。

夫に言わせると人間は一日死んでいく、変な言い方だけれど、だから無駄な一日にはしてはいけないと。そんな夫はそろそろ通勤ラッシュの時間帯だろうけど、まだ寝ています。のぞきに様子を見に行ったらかなり深く寝ているので、会社に間に合うギリギリまで寝かしておくつもりです。

ん?まてよ、昨日の日曜の休日も午前10時半まで寝ていたし、睡眠不足の私に午後1時頃寝るようにと促しつつ自分も6時まで便乗して一緒に寝ていたっけ?

おっとと、かなり厳しい時間なので起こしに行くとしますか。

夫が起きてくれました!有り難いです。当たり前のことだし、本来心配無用でしっかりはしているのですが・・・。

夫は宗教学や社会学や哲学分野が好きですが昨日はふたりで夜遅くまで3時間は日本人論を自分なりに話したり、最後は慶應義塾大学名誉教授の鈴木孝夫さんのYOUTUBEでの講義を1時間聴いた後寝ました。鈴木孝夫さんの本はたくさんあるのだと思いますが『日本人はなぜ英語ができないか』を夫が本屋で買ってきたことが発端で講義を聴くきっかけになりました。本より講義のほうがご本人の人柄がでていて俄然おすすめです。とっても面白く、また、ためになりました。内容を書きたいくらいだけど楽しみを奪ってしまうようで申し訳ないのでやめておきます。

しばらく雨が一週間くらい私の住む横浜では続いていますが大きな災害に遭われた地域の方々が大変気の毒です。

今日も雨の日ですがぱらぱらしているので少し洗濯してもよいかと悩みつつ、起きてきた夫に家事をしっかり普段からやっているというアピールも兼ねながら(?)「今日は洗濯やめておく。」と言うと「確かにそれもいい選択(洗濯)だ。」と「選択」と「洗濯」をかけて、あんなにしぶとく寝ていたのに冗談をひとつ言ってご機嫌で会社に出かけていきました。

ここ最近の一週間で私に起きた急速な展開は夫によって学問的世界に引きいれられている、ということです。私は昔は、ってかなり遠い昔なんですが俗に言う良書をたくさん読みましたが子供が読む範囲なのでそのとき感じたことも今読めばまた違うでしょうし、まあ、本当によく本を読んでいたのです。が、今は大衆向けのどちらかというと商業ペースに乗っている本ばかり読む傾向にありました。

でも、夫によって良い方向に変わりつつあるのかな?と自分で思えてきました。そして夫はその変革に醍醐味を感じているのか色々な本のミニ解説や著者についてや自分の意見や解釈を私に話してくれます。夫はゆっくり静かに話すので、話が止まるとそこで終わりかと勘違いしますが夫の話はゆっくり、ゆっくりですが結構話が最後になるまで実際は長いのです。ときおり私が話の腰を折ることもありますが続行~。

夫の周りにそういった分野で今は意見を交換し合ったり、深く話合える人がいないのも私に集中する理由の一つですが私にとってもとてもためになるので実に有意義です。

では、有意義な一日を送れますように。

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