第9話 新たな厄災

文字数 140文字

聖女様と象人の頼みであった巨神の頭部も直り、仲裁者に会うために足繁く通った庭園へ行くのも最後となった。

仲裁者から新しい花束を受け取った直後、意思あるマントが射られた矢を弾き返した。背後の半獣人の声と右腕が、あの獣のモノになる。

逃げたフリして、聖女様の力の一端を盗み出したのか……。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み