眠れた朝(1/17)

文字数 379文字

いつ以来だろう?

すんなりと
眠りに入り
一度も起きずに
目が覚めた

なかなか
眠れなかったり
入りは円滑でも
途中で
目覚めたり

そんな繰り返しで
思考力は
覚束ない

どこまで
続くのか

このまま
不眠でいるのか

理由なんて
分からないけど
限界を超えて
心身が互いに疲れ果てて
喧嘩を止めた

もちろん
和解した訳ではないだろうから
今晩から
また眠れなくなるはずだ

まぁ
そんな話は
どうでも良くて

とにかく
久しぶりに
良く眠れた

太陽の光を
浴びて
くらくらしないのは
いつ以来だろうか

眠れない
といくら言っても
なかなか伝わらないが
眠れると
こんなに
幸せな気分になるんだな

短い
人生なのだから
眠っている
時間も
もったいない

そう思っていた頃
と今は
全く違う

しっかりと
眠らないと
短い人生が
からっぽの人生になってしまう

たぶん
こういうことを
考えすぎるから
眠れなくなるのだ

でも
今日は
考えることは
いつもの靄の中ではなく
とても清々しい

さぁ
仕事だ
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