太陽と酒(1/16)

文字数 279文字

ダメだ
眼が
チカチカする

朝日と
起床が
見事に
ピッタリだったので
にらめっこを
始めたら
直ぐに
顔を背けてしまった

僕の
全身が
光に
包まれる

強さは
どんどん増して
全身が
暖かくなる

なんだろうな
僕には
生み出せない
絶対的な力を
感じて
良い日になりそうだ

大きなくしゃみを
続けて
慌てて
ティッシュで鼻をかむ

不様で
笑ってしまう

ここで
完全に
にらめっこは
負けとなる

北風と太陽
だっけ?

普段
当たり前のように
太陽を浴びているが
二日酔いだと
ありがたみが
数倍跳ね上がる

体内に
残るアルコールが
参りましたと
薄らいでいく

夜も
太陽があつたら
僕の
深酒もなくなるのかもしれない

くしゃみが
止まらない

やはり
飲み過ぎたようだ
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