メール紹介

文字数 2,911文字

ここからは、番組に届いたメッセージを読んでいきます。

作品の感想、いっぱい来てますね。

つまり、ふつおたってことね。
では、最初のメールは私から読みます。

R.N.現場タコさんから。



領主と召使いの皆さん、りょーしゅっしゅー!

りょーしゅっしゅー!
さて、小説では永久転送が切れたビリーに変わって、公にはできないながらも、姉のジルさんが召使いになりました。

こうやって番組にも参加して、本当にお疲れ様です。


そこで、ジルさんに質問です。

ジルさんが召使いと言われたときに感じたイメージと、今のイメージは同じですか?違いますか?

100%違う。


世話係と言ってしまえば同じだけど、アリスの召使いは、悪くすれば尻拭いだもの。

尻拭いwwwwww


いや、本当に今までお姉ちゃんには申し訳ないことしちゃったなって。

私の姉、と笑われてる気持ちもよく分かりますって。

いや、それが分かっただけでも十分凄いと思う。


「炎の魔術師の実力はさておき、あのアリスの姉ですよね」と言われるの、とっても悲しいから。

アリスの面倒は、いざとなったら私が見るしかないじゃない。

ありがとうございます……。


もともと、私がだらしないからっていうのはあるんです。

でも、領主としてこれだけはやっちゃいけないって分かってるし、せっかくの私の領土ですもの!

繁栄させたいなって思います。

絶対にやってはいけないこと、何度も本編でやらかしているような。
アリス、これからなるべく私の手をかけないで。

それだったら、召使いの仕事もだいぶ楽になってくると思う。

分かりました。

なるべく、お姉ちゃんの面倒にならないように、本編でもラジオでも極力変なことは避けます。

では、次のメールです。

R.N.2022年の置き土産さんから。



領主と召使いの皆さん、りょーしゅっしゅー!

りょーしゅっしゅー!
第39話で、ついにマイト・バルゲートがその実力を見せました。

ミシアを召喚した上に、寝返ったミシアの放った魔術をも防ぐ。

近いうちに、本当に直接対決をするんだろうなと思うと、今から胸が熱くなります。


そこで、皆さんに質問です。

マイト・バルゲートの力を間近で見てきた皆さんは、マイト・バルゲートとミシアが直接戦ったらどうなると思いますか?

人類滅亡ですねー。
それ言ったら、全てに通じちゃうじゃない。

たしかに、二人の魔術をまともに受けたら、間違いなく死ぬと思うけど、もう少しバトルがどうなるか見た方がいいような気がする。

アレマ領的には、ミシアさんに勝って欲しいと思うんです。

バルゲートとしては、たぶんクイーンと同じくらい、ミシアさんにいて欲しくないと思ってますし、野望を打ち砕くためにも、ここはぜひミシアさんに勝って欲しいと思うんです。

私も、戻れる可能性があるなら、ミシアに勝って欲しいかな。

というか、私の目の前でミシアが死ぬのだけはやめて欲しい。


私が、いま一番尊敬している魔術師だし。

やっぱり、私とお姉ちゃんが言うとそうなっちゃいますよね。


というわけで、魔術素人のスタッフさんが、バトルシーンの分析をしてくれました。

新年早々、小説のバトルシーンを全部見てくれたみたいです。

で、どうなった?

それでは、読み上げます。


マイトに備わっている魔力が絶望的に大きいから、ある程度バトルが進んだところで、一気に勝負を決める瞬間が訪れる。

ミシアさんも、最高難易度の「アブソリュート・ブリザード」の消費魔力が4なんですけど、いつかは魔力切れを起こしそう。

だから、永遠に魔力を放ち続けられるマイトに分がある。

でも、マイトって何の属性か、あまりよく分かってない。

たぶん、複数属性を使えると思うし、その中にはミシアが得意とする火炎系だってあるはず。


そうなったら、ミシアの付け入る隙が出来るだろうし、まだ勝ち目があるんじゃないかな。


それに、私たちは一人じゃないし。

最終決戦は、私たちだって一緒に戦うのよ。

ね、アリス。

じゃあ、石と竹槍持って来まーす!
それ、いつの時代?
新春には時代劇がよく似合いますし。


では、次のメールにいきます。

R.N.ウサギおいしいさんから。



領主と召使いの皆さん、りょーしゅっしゅー!

りょーしゅっしゅー!
第41話で、エアが雷の中でうまくグランアレマを操縦するシーンがありました。

そのシーンは、ジェットコースターみたいだったそうで、一緒に乗っていたお二人から、どんな感じだったか聞かせて下さい。

楽しかった。


そう言ったら、楽しい思い出になっちゃうけど、実際あの時は怖かったかな。

アレジマザウルスの背中から手を離したら、すぐに山の中に落ちるわけだし。

せめて、あのシーンはシートベルトが欲しかった。

シートベルトって、お姉ちゃん。

生き物にシートベルト付けるのもどうかと思います。


今じゃ、犬や猫にだってICチップがつけられちゃう時代ですけど、なんかかわいそう。

えっ、今のアリスにしては珍しいじゃない。

誰よりもごはんを食べるアリスにしては。

2023年は、真面目になろうと思います。

バカも好きですけど、バカだけじゃ生きていけないって、この世界で分かりましたし。

リスナーの皆さん、私の妹は、2023年の年頭にこんなことを言いました。

録音、そして切り抜き動画の投稿お願いします。

お姉ちゃん、それはダメ。

これ、番組だから、それ許しちゃうと違法アップロードになっちゃう。

あ、ごめん。

私のほうが、ラジオ番組を分かってなかった。


で、アリスはあの時どう思ったの?

第19話で、嫌と言うほどアレジマザウルスのアトラクションを楽しんじゃったので、暴れるアレジマザウルスには慣れてるんですよね。

落ちたら死ぬのは分かりますけど、二度目だからどうすればうまく背に乗ってられるか分かってますし。

その割には、アリス、絶叫してたじゃない。
絶叫マシンに絶叫要素がなかったらどうなるんですか。
たしかに、絶叫マシンじゃないね。

アリスは、絶叫マシンの楽しみ方を体で分かってるみたい。

そうです。

だって、作者が30年以上絶叫マシン乗ってないですから、今時の絶叫マシンを教えなきゃいけませんし。

アリス。

公共の電波を使って、絶叫マシン苦手な人間が小説を書いてることを口にするんじゃない。

ちなみに、アリスはアレジマザウルス使いになろうとは思わなかったの?
実は、本編には書いてないんですけど、ソイさんに笑われたんです。

まずソイさんと乗ったら重量オーバーだし。

痩せなさい!
それだけじゃないんです。

アリスは気持ちを込めて乗らないから、暴れちゃうんだって。


それが、さっき言ってた第19話での事件に繋がっちゃうんですけどね。

それを引き起こしちゃったんじゃ、アレジマザウルス使いは無理そうね。

でも、この先も何度かアレジマザウルスのアトラクション、あるんじゃない?

アリスの絶叫、聞けるの楽しみにしてるから。

あの絶叫だけはもう卒業させて下さーい!

というわけで、番組では引き続き「追放領主」の感想や、私たちへの質問・相談、何でも受け付けております。

お便りは、「NOVEL DAYS」のファンレターか、セフィさんのtwitterからお願いします。

以上、ふつおたのコーナーでした。

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登場人物紹介

アリス・ガーデンス


「追放兵士、領主になる」の主人公で、食べることしか能がないおバカ領主。

今回、作品を紹介するラジオのパーソナリティになるが、果たしてどこまでバカになってしまうのでしょうか。

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