(二)-23

文字数 253文字

 それ以後、ほとんど毎日、棚倉の「友達」という男が二、三人やってきて、三人、四人でセックスした。
 何日目になったかはわからなかったがある日、棚倉とその友人という男と三人で散々セックスした。その日は朝からずっとやっていたので、夜になって疲れて寝てしまった。棚倉もその友人も、みんな疲れ果てて、裸のまま部屋で雑魚寝することになった。
 翌朝、女性の声で目が覚めた。真面目そうな女性が、恵美里の肩を叩いていた。
 気がつくと気分は最悪だった。女性の声で目が覚めたからではなく、合法ドラッグのせいだったと思う。

(続く)
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