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文字数 728文字
俺は遠藤さんの体を揺すりながら、
「遠藤さん!大丈夫ですか!遠藤さん!」
と叫び。携帯を取り出すと、
「刑事が1人負傷!救急車を至急!」
と本部に電話をした。すると遠藤さんは、
「痛え〜!あの野郎、いきなり撃ちやがって」
と体を半身起こした。
胸から血が出ていたが、上着をめくり胸を俺に見せると。
「どうだい、デカイ銃も役に立つだろう」
と言った。44マグナムに弾が当たり、弾けた様だ。胸を傷付けたが重傷ではなかった。
「良かった!死んだかと思いましたよ!」
「あはは、この程度では死ねねぇなぁ〜。
これで結城は指名手配だ。刑事を撃ったんだからな。今度はこっちの番だな」
と笑みを浮かべながら気を失った。
どうやら衝撃で肋骨に、ヒビぐらいは入っている様だ。俺は救急車を待ち。その場で遠藤さんを介抱した。
命には別状は無いようだが、内臓に傷がついてない事を祈った。
それから3日間、遠藤さんは肋骨にヒビと、飛び散った弾と銃の破片が、身体に少なからず影響を与えてしまい、入院してしまった。
結城は逃げ切れないと思ったのか、弁護士と共に警察に出頭してきた。
遠藤さんにその話をしたら、
「ケッ、俺がケリをつけてやろうと思ってたのに。出頭とは情けないヤクザだぜ、まったく」
と残念がっていた。俺はこの人、結城を撃ち殺すつもりだったのかな?とちょっと怖くなった。だがあの時、俺も銃を持っていたら。
絶対に結城を撃っていただろうと思えた。
それ程の怒りが沸き起こっていたのだ。
大事な恩のある先輩を撃ち殺した結城。
俺はあの時、飛び掛かってでも結城を殺してやりたいと思ったのだ。そんな自分が恐かった。
俺は、遠藤さんを見舞いに行った帰り道。
明日は非番だからと、独り身の気楽さで居酒屋で、一杯やって帰った。
「遠藤さん!大丈夫ですか!遠藤さん!」
と叫び。携帯を取り出すと、
「刑事が1人負傷!救急車を至急!」
と本部に電話をした。すると遠藤さんは、
「痛え〜!あの野郎、いきなり撃ちやがって」
と体を半身起こした。
胸から血が出ていたが、上着をめくり胸を俺に見せると。
「どうだい、デカイ銃も役に立つだろう」
と言った。44マグナムに弾が当たり、弾けた様だ。胸を傷付けたが重傷ではなかった。
「良かった!死んだかと思いましたよ!」
「あはは、この程度では死ねねぇなぁ〜。
これで結城は指名手配だ。刑事を撃ったんだからな。今度はこっちの番だな」
と笑みを浮かべながら気を失った。
どうやら衝撃で肋骨に、ヒビぐらいは入っている様だ。俺は救急車を待ち。その場で遠藤さんを介抱した。
命には別状は無いようだが、内臓に傷がついてない事を祈った。
それから3日間、遠藤さんは肋骨にヒビと、飛び散った弾と銃の破片が、身体に少なからず影響を与えてしまい、入院してしまった。
結城は逃げ切れないと思ったのか、弁護士と共に警察に出頭してきた。
遠藤さんにその話をしたら、
「ケッ、俺がケリをつけてやろうと思ってたのに。出頭とは情けないヤクザだぜ、まったく」
と残念がっていた。俺はこの人、結城を撃ち殺すつもりだったのかな?とちょっと怖くなった。だがあの時、俺も銃を持っていたら。
絶対に結城を撃っていただろうと思えた。
それ程の怒りが沸き起こっていたのだ。
大事な恩のある先輩を撃ち殺した結城。
俺はあの時、飛び掛かってでも結城を殺してやりたいと思ったのだ。そんな自分が恐かった。
俺は、遠藤さんを見舞いに行った帰り道。
明日は非番だからと、独り身の気楽さで居酒屋で、一杯やって帰った。