~バンド結成まで その1~
文字数 389文字
高一(高校一年生)の鈴木源三郎 は、ポップミュージックが好きだった。親しみを感じる音楽が好きだった。
Jポップはもちろん好きだ。だが、2020年現在16歳であるにもかかわらず、生まれる前の90年代のJポップが好きだった。確かに、その頃はJポップの全盛期であり良曲が多いが、源三郎にはもともとレトロ趣味なところがあった。そのため、中三(中学三年生)の春から70年代の洋楽も聴いていた。例えば、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、クイーン、イエス、アバ、アラベスク、ジンギスカン……。その先のビートルズやローリング・ストーンズなどにも手を出した。
そんなふうにロックやポップスを幅広く聴いて楽しんでいた中三の夏休みある日、思い立ってエレキギター(黄色いテレキャスター)を手に入れた。
「俺のこの手で、素晴らしい音楽を奏でたい!」
そう思ったのだ。
Jポップはもちろん好きだ。だが、2020年現在16歳であるにもかかわらず、生まれる前の90年代のJポップが好きだった。確かに、その頃はJポップの全盛期であり良曲が多いが、源三郎にはもともとレトロ趣味なところがあった。そのため、中三(中学三年生)の春から70年代の洋楽も聴いていた。例えば、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、クイーン、イエス、アバ、アラベスク、ジンギスカン……。その先のビートルズやローリング・ストーンズなどにも手を出した。
そんなふうにロックやポップスを幅広く聴いて楽しんでいた中三の夏休みある日、思い立ってエレキギター(黄色いテレキャスター)を手に入れた。
「俺のこの手で、素晴らしい音楽を奏でたい!」
そう思ったのだ。