第5話

文字数 401文字

それから数日、なんだか自信みたいなものが生まれ彼女のLINEのブロックを解除した。
間違えた。
「あの日、1日そわそわするばかりで。でも返信ないから行かない方が良いかもって」
「わたしはあなた以外の男性なんてどしてもダメだから、そういう感じ察したら会わない」
いつもだ。
頭が良いのか鈍感なのか。
僕は「うれしい、大好き!」だけで即完落ちする単純な男なのに、気を持たせる。
だから僕は核心を突いた。
SEXの話題だ。
これは夫婦だった時、いや、だからこそ突っ込めなかった話だ。
「あなたと初めて良いと感じた」
「他の誰とも嫌だけど、あなたとなら状況が整えばいつでもする」
「あなたとしたい」それが正確だった。
けれど、この核心ズラしは天性なのか?
昨夜彼女が来た。
用事ついでに、少しゴミを持って帰ってくれた。
やっぱりあの笑顔。
僕はどしたら良いかわからずお客様と酔っ払ってたし、ツンツンした。
でもあんなやり取りの後に、顔見ちゃった。
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