第4話
文字数 422文字
「ラッピングお待ちのお客様、お待たせ致しました」
「あ、はい」
僕はレジ前にプレゼント包装された
うさぎのぬいぐるみを取りにいった。
「ありがとうございました。またおこしくださいませ」
その際、僕は男性の方をちらっとみた。
(わわっ目が合っちゃったよっ!)
僕はそそくさと店の出口に向かって歩き出した。
(ラッピングが透明だったから、
うさぎを買ったの気づかれたとか?
……ま、まあ別に悪いことしてるわけじゃないんだから、
堂々としていればいいんだけどさ……)
いろいろ気になって、僕はもう一度店の外から、
レジ前の男性を見つめてみた。
(う、うーんやっぱり上条ヒカリに似てる気が……)
「え……?」
その時、僕の瞳に信じがたい光景が飛び込んできた。
雑貨店に向かって暴走する一台のトラック。
(だめだ!そっちには……人が……!!)
激しい衝撃音と共に壊れていく建物。
崩れていく日常の風景……
散らばるガラスの破片……
霞んでゆく視界……。
……そこで……僕の意識はブツンと途切れた……。
「あ、はい」
僕はレジ前にプレゼント包装された
うさぎのぬいぐるみを取りにいった。
「ありがとうございました。またおこしくださいませ」
その際、僕は男性の方をちらっとみた。
(わわっ目が合っちゃったよっ!)
僕はそそくさと店の出口に向かって歩き出した。
(ラッピングが透明だったから、
うさぎを買ったの気づかれたとか?
……ま、まあ別に悪いことしてるわけじゃないんだから、
堂々としていればいいんだけどさ……)
いろいろ気になって、僕はもう一度店の外から、
レジ前の男性を見つめてみた。
(う、うーんやっぱり上条ヒカリに似てる気が……)
「え……?」
その時、僕の瞳に信じがたい光景が飛び込んできた。
雑貨店に向かって暴走する一台のトラック。
(だめだ!そっちには……人が……!!)
激しい衝撃音と共に壊れていく建物。
崩れていく日常の風景……
散らばるガラスの破片……
霞んでゆく視界……。
……そこで……僕の意識はブツンと途切れた……。