復讐の時

文字数 591文字

14歳から5年たってあたしは19歳になった。高校は市内の高校に行った。中学のみんなは近くの高校にほとんどいくからできるだけ離れた場所を受けた。
高校で出会った新しい友達と高校三年間はとにかくはじけた。高校デビューで見た目も中身もはじけて遅れてきた青春を謳歌した。新しい友達は中学のいじめの話をしても態度を変えなかった。相変わらずバカばっかりやって居心地はよかった。ある日友達数人でバイキングを食べに行った帰りに駐車場でタバコをふかしていたら向こうから歩いてくる数人の男の子がいてその中に永井がいた。
数人は同じ中学のバトミントン部だった。
カナちゃんだろ?垢抜けて最初わからなかった。
うん。久しぶり。
俺たちも久しぶり部活の仲間で飯行こうってなってさついでに先生よぼうってなって。
わかりやすく同級生の男子は発情していたが興味はなかった。
あたしはわざとタバコの煙を空に深くはいて永井をみた

お久しぶりです

かわったなぁ誰かと思ったよ

先生はお変わりなく

いやーほんと大人になったなぁ

あ、そうだ。
先生はまだ若い子が好きなんですか?
若いっていうか子供くらいの…
あれってロリコンていうんでしょ?
先生キモーイ

タバコを地面に落として靴でぐりぐり踏んだ。

発情したバトミントン部を置いて私たちは車に乗ってバイパスに繰り出した。

あたしは助手席に座り窓をあける
あたしは中指を立てる
ロリコンハゲー!
さっさと死ねバーカ!




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