第5話

文字数 661文字

どうもお久しぶりです。酸っぱい葡萄と申します。
最近は気温が上がってきて、季節の移ろいを感じます。

私は今年21歳になります。
物心ついた時には世の中にインターネットがあり、同世代は3DSの虜でした。我が家はゲーム機を子供に買い与えない家庭だったので、私の暇つぶしの手段はテレビと本でした。
いくら語ったところで私の本に、ひいては文学に対する思いは大して豊かとは言えずとも、枯れることがない潮流である。よって、今日は私の他の趣味について書きたい気分だ。

私がテレビを見る時は、ドラマもスポーツ中継も、バラエティも何でも見た。その中でも私が好きだったのは音楽番組だった。某ステーションやカウントダウン形式の番組など、誰が出演するのか知らないままに毎週その時間になる時にはテレビのチャンネルをそこに合わせた。
それは、今私が音楽好きの部類に入るまでに成長した性質の一端を表しているように思う。
携帯端末など持っておらず、自分でCDを買うようなお小遣いも行動範囲もない私が、聞ける音楽は、親の持っていたCDとカセットテープ、ラジオやテレビから流れてくるものだけだった。
ラジオから流れてきた好みの音楽の、題名を必死にノートのはじっこにメモした経験が、私を作っている。

私はあまりにも雑多な音楽を聴く。ロックバンドも、R&Bも、rapも、EDMも、j-POPも、私のプレイリストに入っている。決してどのジャンルにも、音楽に詳しくないのだが、音が心地よい曲を集めて、私は一日のほとんどの時間を音楽を聴いて過ごす。私は、音楽が好きなのだと思う。
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