第6話

文字数 236文字

()から※風炉(ふろ)にかわる
冬から夏にかわるのだ
茶の湯では季節は大きく二つに分けられる


その中で四季の時の流れを感じ楽しむ
それはお軸で、花入れに入れられたお花で、出されるお菓子で表現される
ああ、美しいな



会話もない静かな心地良い時が流れる
只ひたすらに静寂な空間に耳を傾け、目を凝らす
五感が研ぎ澄まされる




苦いお茶が美味しく感じられるその一瞬が一服が愛おしい




※炉…畳の下に備え付けられている小さな囲炉裏のこと
※風炉…炭と灰を入れて火をおこし、そこに釜をかけてお湯をわかすための道具のこと


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