第1話
文字数 400文字
早朝に起き出して
庭に出ると
ひんやりとした空気に包まれて
ワーホリ時代に頑張っていた頃を
思い出す
今はただぼんやりと
退屈な毎日を繰り返し
過ごしているだけ
大雑把に表現すると
嬉しくなることもなく
悲しくなることもなく
切なくなることもない
苦しくなることもない
庭にはびこる草をとる
草をとると
庭に人の手が入った事が
一目瞭然となり
整った美しさが現れる
それが気持ちよく感じられる
親に譲られたこの家の存在を
庭の手入れに
労力と時間が取られることに
辟易としていたが
今は感謝している
季節の移ろいを感じとる事が
できるから
それは無条件に美しい
茶道を習って数年経ったが
未だにその道は深く
理解ができていない
だが
四季の移ろいの楽しさ美しさには
なんとなく
気づけたのではないだろうか
五節供、二十四節気は
茶の湯に足を突っ込まなければ
全く無関心で知りもしなかった
退屈な毎日に
多少なりとも楽しみや嬉しさの
光を与えてくれた
茶の湯との出会いに感謝しかない
庭に出ると
ひんやりとした空気に包まれて
ワーホリ時代に頑張っていた頃を
思い出す
今はただぼんやりと
退屈な毎日を繰り返し
過ごしているだけ
大雑把に表現すると
嬉しくなることもなく
悲しくなることもなく
切なくなることもない
苦しくなることもない
庭にはびこる草をとる
草をとると
庭に人の手が入った事が
一目瞭然となり
整った美しさが現れる
それが気持ちよく感じられる
親に譲られたこの家の存在を
庭の手入れに
労力と時間が取られることに
辟易としていたが
今は感謝している
季節の移ろいを感じとる事が
できるから
それは無条件に美しい
茶道を習って数年経ったが
未だにその道は深く
理解ができていない
だが
四季の移ろいの楽しさ美しさには
なんとなく
気づけたのではないだろうか
五節供、二十四節気は
茶の湯に足を突っ込まなければ
全く無関心で知りもしなかった
退屈な毎日に
多少なりとも楽しみや嬉しさの
光を与えてくれた
茶の湯との出会いに感謝しかない