第19話-     足元の満月

文字数 144文字

雨上がりの散策、満月の夜だった、両親は口々に愛でていたが、私は怯えていた。
大きな月が逃げても逃げても、追いかけてくるのだ。

足元の水溜まりに映った月を見て、飛び越せば逃れられると思い、飛んだ 。
耳の中に水音が響く。

捜索願いが出され、2週間後私はある湖のほとりで発見 保護された。
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