第3話 引越し後の水回りのトラブルに泣く

文字数 1,244文字

だんだん不安定になり、ちゃんと引っ越しはできるのか、と何度も悩みました。
悪いことがあって、私はダメになるんじゃないか、とか、引っ越し当日まで悩みました。
ちょっとノイローゼだったのかも。

そして引っ越し当日……。故郷の沿線で事故が発生。
あれは驚きました。心配した妹から連絡がきて「電車使えないよ!バスで移動して!」
とアドバイスされたのです。
ただ、この偶然が良かったのかもしれません。なんと、電車とバスの併用移動のほうが、新居にとても近かったのでした!
引越しは無事に終了!
膨大なダンボールの中で、私は嬉しいというより「信じられない!」とつぶやきました。
実はまだ郊外のあの場にいるんじゃないか、本当に故郷に住んでいいのか。
「潜水病」のように、深海から急に引き上げられた水夫のような、ドキドキした気持ちになったものです。

新居は、まず風呂場と網戸にわずかな故障が見られました。
管理会社に電話すると、すぐ業者がきて修理をしてくれました。
ただ網戸はレールそのものに障害があったので、仕方がないので、片側に寄せ、ガムテープで固定です。
……というか、このマンションがなぜ安価で借りられるのか、だんだん判明します。
水回りが壊れまくるのです。
引っ越してから2カ月の間に、トイレの修理4回呼んだんですよ!!!
うち2回は、便器(便座じゃないわよ便器よ)をごっそり外して、大工事で修理という凄まじいものでした。

自分の家の便器を外す光景。それが2回。相当なストレスです。
胃痛がしました。
しかも汚水があふれてね……。浴室まで……。汚水に関する清掃は、業者の義務ではないので、自力でやりました。結構なトラウマに……。
その件について、隣人にも同情されました。
「便器外したんですってね?大丈夫ですか?」と言われたとき、
「おお!汚水とともに流れる個人情報!」と、自分でいいこと言ったって、心の中で勝利感を覚えました。
幸いにも汚水は私の部屋でとどまったので、他の部屋に被害はなかったです。
あと隣人の方々は、みなさん親切だったので、これも救いでした。
(隣人トラブルはまじできついので、それが無くて幸いです)

その後もパッキン壊れるとか、なんか知らないけど詰まるとかで、合計4回修理依頼しました。さすがに管理会社も私たちを疑ってきました。
腹が立ちましたが、ここで分かったのは
「この部屋の水回りは詰まりやすい。とても」
という事実です。

だから「トイレットペーパーは3秒以上引っ張らない」「トイレのレバーは4秒長押し」「不安になったら2回流す」という工夫をして、なんとか詰まらないようにしています。

それからキッチンが匂うんですよね。
押入れも、生臭い雰囲気。
私は「パイプハイター」を排水口に連続2回流し込んで、毎日換気しました。
やっと匂いが取れたかな?と思うのに、一か月くらいかかったのです。
でも雨降ったりするとまた匂いますね。高価な除湿剤も入れました。パイプハイターは決まった日にちに流すように、計画しました。
そうしたら、悪臭が激減したのです!
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