第２話　超シビア！「老後ひとり難民」

　去年の夏、コロナで肺炎にかかって入院しました。
　その時、夫は自分以外にも、もうひとり「身元保証人」を病院から求められ、妹に連絡して書類を用意してもらいました。
　それを聞いた私はベッドで「そうかあ、身元保証人って配偶者以外にも必要なんだ～」と呑気に思っていたのですが……。

　話題の著、沢村香苗さんの「老後ひとり難民」
　自由気ままに生きてきたおひとりさまも、年を取って「身元保証人」がいないと病院にも老人ホームにも入れない！　生前に準備しておかないと無縁仏になる可能性も！
　頼みの「身元保証等高齢者サポート事業」には、使い込みとか経営破綻とか、問題山積み！
　衝撃的な内容でしたね。

　そしておふたりさまもいつかは相方に先立たれ、おひとりさまになる！
　きょうだいが生きているうちはまだいいけど、私には姪も甥もいない。
　最後に生き残ってきょうだいを看取るのは誰か !? 　究極のサバイバルゲームですな。
　
　世間で何かと言われている終活、やはり必要なようです……。