文字数 234文字

また少し行くと、今度は数羽の鳥が小川で水浴びをしているところに出くわしました。
「やぁ、鳥さん」
鞄一つの犬は鳥に話し掛けます。
鳥たちは 一斉に二匹の犬の周りに集まってきました。
鞄一つの犬は鳥たちとお話ししています。
両手一杯の犬はその会話に入ろうとせず、小川の水を水筒に入れました。
そして鳥に挨拶することなく、先を急ぎます。
鞄一つの犬はそれに気付くと鳥たちに別れを告げ、両手一杯の犬を追い掛けました。
鞄一つの犬は両手一杯の犬に何か言っていますが、やっぱり聞こうとしません。
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