序章

僕は“女”が嫌いだ。

冒頭からこんなことを言ったら、世界中の女性から非難を浴びるだろう。Twitterならば炎上している。でも僕は嘘をつきたくない。嫌いなものは嫌いである。

と言っても、女性が嫌いなわけではない。むしろ、女性は誇り高く尊敬している存在だ。世の中の人間はすべて女性から生まれている。女性が存在していなければ、男性は存在していない。さらに女性は365日、休日のない家事という立派な仕事をこなしている。そう簡単にできることではない。

では、“女”と女性の何が違うのか、同じ女性じゃないかと思う人もいるだろう。でもそうじゃない。僕が言いたいのは、女という“性別”や“性格”が嫌いということだ。